平成23年11月18日
洪水被害を受けたタイへの排水支援の一環として、今月5日にタイへ向け出港した国土交通省の排水ポンプ車10台(※)が、本日、同国レムチャバン港に到着しました。
同日、バンコク市中心部においてタイ政府主催の到着式典が行われ、我が国から小島誠二駐タイ大使及び国際緊急援助隊専門家チーム(排水ポンプ車チーム)が、タイ政府からヨンユット・ウィチャイディット副首相兼内務大臣、ワンナラット・チャーンヌクン工業大臣が出席しました。式典終了後、排水ポンプ車は当面の作業拠点となるアユタヤ県に向け出発しました。
同チームには、民間企業からも新たに8名の方が隊員として加わり、今後、アユタヤ周辺の被災地域において、タイ政府の排水活動を支援する予定です。(隊員一覧:別紙)
(※)派遣した排水ポンプ車は、1台で毎分30m3の排水能力があり、小学校の25mプールを約10分で空にすることが可能(一般的な消防自動車約10台分の排水が可能)。ポンプは軽量で、クレーンを使わず人力での設置・撤去が可能であるとともに、ポンプと発動発電機を車両に搭載しており、自立性・機動性に優れている。
(詳細は11月2日付記者発表資料を参照)
国土交通省の排水ポンプ車がタイに到着しました(PDF形式:826KB)
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