平成24年7月24日
この度、国土交通省では、国際協力機構及びカンボジアとの協力のもと、「第2回日・カンボジア安全・品質管理セミナー」を開催いたしました。
セミナーでは、日本とカンボジアの安全・品質管理の情報交換をはかるとともに、カンボジアにおける安全性、品質向上の取組の今後の協力について意見交換を行うことにより、両国の協力関係が一層強化されるとともに、我が国のインフラ技術や経験に対するカンボジアの理解を深めることができました。
これらの成果を踏まえ、今後とも、カンボジアとの一層の協力関係を推進するとともに、我が国企業等の海外展開を後押ししてまいります。
(1)日時 平成24年7月19日(木)8:30~12:30
(2)場所 カンボジアプノンペン市 Raffles Hotel Le Royal
(3)出席者
[日本側]
国土交通省総合政策局技術参事官 橋場 克司
国土交通省総合政策局海外プロジェクト推進課長 石川 雄一
独立行政法人国際協力機構カンボジア事務所次長 竹内 博史
一般社団法人海外建設協会常務理事 中山 隆 ほか
※上記の他にも海外建設協会の会員各社が参加
[カンボジア側]
公共事業運輸省 大臣 トラム・イウ・テック
公共事業運輸省 副大臣 トイ・チャンコサール
公共事業運輸省 公共事業総局長 ケン・ボレー
公共事業運輸省 土木研究所長 クオン・ブントューン
カンボジア建設の品質管理強化プロジェクト・チーフアドバイザー 桑野 忠生 ほか
(4)結果概要
・セミナーの冒頭挨拶では、国土交通省の橋場技術参事官より、本セミナーを開催できたことに感謝するとともに、カンボジアの経済発展を支えるインフラ整備は重要であり、我が国の安全・品質管理の知識、経験がカンボジアのインフラ整備において参考になれば幸いである等の発言がありました。
・また、カンボジア公共事業運輸省イウ・テック大臣より、これまでの日本からの支援に感謝するとともに、本セミナーを通じ、両国間の協力関係が深まることを期待する等の御発言がありました。
・国際協力機構カンボジア事務所の竹内次長からは、本セミナーがカンボジア建設工事の安全及び品質の向上に貢献できれば幸いである等の御発言がありました。
・セミナーにおいては、日本から国土交通省による公共工事の品質確保の取組について説明が行われるとともに、カンボジアからは、カンボジアにおける安全・品質管理の取組について説明が行われました。また、日本及びカンボジアの建設企業から安全・品質管理方策等について説明が行われました。
・これらの発表を受け、参加者の間で活発な意見交換が行われました。
※7月20日(金)には、カンボジアから参加された方々に、日本による無償資金協力として実施しているプノンペン市内排水工事現場を御視察いただきました。
「第2回日・カンボジア安全・品質管理セミナー」の結果概要について(PDF形式:169KB)
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