平成25年2月1日
この度、国土交通省では、インドネシア国公共事業省とともに、インドネシア国ジャカルタにおいて「日・インドネシア道路・下水道セミナー」を開催しました。
発展を続けるインドネシアについては、昨年10月に「ジャカルタ首都圏投資促進特別地域マスタープラン(MPAマスタープラン)」が日本、インドネシアの両国において承認され、両国の協力はますます重要になってきています。
本セミナーでは、我が国の道路及び下水道分野における建設技術のうち、インドネシアにおいてニーズがあり役立つと考えられる技術や経験を紹介するとともに、インドネシアにおけるインフラ整備の現状や取り組みについて活発な情報交換が行われ、両国の建設分野における協力関係を一層強化することができました。
この結果を踏まえ、今後ともインドネシアとの一層の協力を推進してまいります。
(1)日程:平成25年1月28日(月)
(2)会場:インドネシア国ジャカルタ「インターコンチネンタルホテル」
(3)主催:国土交通省、インドネシア国公共事業省
(4)出席者(約130名)
[日本側]
国土交通省 技監 菊川 滋
総合政策局 海外プロジェクト推進課長 石川 雄一
水管理・国土保全局 下水道部 流域管理官 髙島 英二郎
道路局 企画課 国際道路調査官 長谷川 朋弘 ほか
在インドネシア日本国大使館、JICA、地方自治体、民間企業 ほか
[インドネシア側]
公共事業省 副大臣 ヘルマント・ダーダック
道路総局技術局長 スハルディ ほか
(5)結果概要
・冒頭、ヘルマント副大臣から、日・インドネシア両国の土木分野での関係発展を重要視しており、これまでの協力に感謝するとともに、日本の高度な技術に対する期待が大きく、将来に向けてさらに良好な関係の発展を望む旨の挨拶がありました。
・菊川技監からは、このセミナーが、インドネシアが抱える道路・下水道整備にかかる問題の改善や、持続的な成長の一助となり、両国の協力関係の強化につながることを祈念する旨の挨拶がありました。
・午前中のセミナーでは、インドネシア側から、インドネシアの道路・下水道整備の現状について紹介があり、日本側からは、日本の道路技術、下水道技術の紹介が行われました。
・午後は、道路分野、下水道分野に分かれてセミナーが行われ、道路分野では、日本側から高速道路の建設技術、橋梁・舗装、斜面安定・軟弱地盤対策等の技術について紹介、インドネシア側から多くの質問が出され、高い関心が示されました。
・下水道分野においても、日本側から浸水対策や推進工法について紹介の後、活発な議論や情報交換が行われました。
・それぞれの分野の閉会にあたり、長谷川国際道路調査官、髙島流域管理官から、技術移転の重要性や、日本の技術・ノウハウにより両国の関係がより一層深まり、両国のますますの発展を祈念する旨の挨拶がありました。
日・インドネシア道路・下水道セミナーの結果概要について(PDF形式:169KB)
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