報道・広報

土井国土交通大臣政務官のミャンマー出張について(結果概要)

平成26年2月19日

 土井亨 国土交通大臣政務官はミャンマーを訪問し、ミャンマー国 ミャッ・ミャッ・オン・キン社会福祉救済復興大臣及びニャン・トゥン・アウン運輸大臣と防災分野に係る会談を行うとともに、防災協働対話の一環としての第1回日・ミャンマー防災協働対話ワークショップに出席しました。その中で、日本国国土交通大臣とミャンマー国の防災関係3大臣(社会福祉救済復興大臣、運輸大臣及び農業灌漑大臣)との間で締結する防災協働対話の枠組みに関する覚書を手交し、当該分野における協力関係の更なる発展を目指すことで一致しました。
 ※両国の産学官が協働して、防災上の課題に対応した技術や解決策を追求するものであり、国土交通省では国別に展開を図ることとしている。
 
1.ニャン・トゥン・アウン運輸大臣との会談
【日時】平成26年2月17日(月)12:15~12:45(現地時間・以下同じ)  
【概要】
・土井政務官より、防災協働対話の枠組みに関する覚書をとりまとめ、河川管理等の防災分野における協力関係を更に発展させていきたいと考えている旨発言。
・ニャン・トゥン・アウン運輸大臣より、防災分野も含めた国土交通省との数多くの協力関係に感謝している旨発言。
・今後、防災分野においても協力を更に発展させることで一致。
 
2.ミャッ・ミャッ・オン・キン社会福祉救済復興大臣との会談
 【日時】平成26年2月17日(月)14:30~15:00
 【概要】
・土井政務官より、防災協働対話の枠組みに関する覚書をとりまとめ、防災計画等の防災分野における協力関係を更に発展させていきたいと考えている旨発言。
・ミャッ・ミャッ・オン・キン社会福祉救済復興大臣より、ミャンマーは多くの大災害に見舞われておりこれまでの協力に感謝する旨発言。
・今後、防災分野における二国間の協力を更に発展させることで一致。
 
3.第1回日・ミャンマー防災協働対話ワークショップ
(1)日程:平成26年2月17日(月)14:00~16:00
               18日(火) 9:00~17:00
(2)会場:ティンガハホテル(ミャンマー国ネーピードー)
(3)主催:国土交通省、ミャンマー国社会福祉救済復興省、運輸省、農業灌漑省
(4)出席者
   [日 本 側]   土井亨 国土交通大臣政務官 
                           国土交通省 総合政策局 安田吾郎 国際建設管理官、
                           在ミャンマー日本国大使館、学識者、民間企業 ほか
   [ミャンマー側] ミャッ・ミャッ・オン・キン社会福祉救済復興大臣
                           ニャン・トゥン・アウン運輸大臣
                          農業灌漑省 ほか
(5)結果概要
1)覚書手交式
 ・防災協働対話の枠組みに関する覚書を手交。
2)ワークショップ概要
・ミャンマー側(社会福祉救済復興省、運輸省、農業灌漑省)より、ミャンマーにおける防災関連の施策や課題等について説明した。
・日本側(国土交通省、京都大学、(独)水資源機構、(独)土木研究所、民間企業)より、[1]日本の防災政策、[2]災害リスクの評価・避難計画と避難訓練・大規模災害後の復旧、[3]ダム、堰、水門の運用・管理、[4]堤防の設計・調査・建設及び河川改修、[5]ICTを用いた流域の洪水予測及びモニタリング技術等について紹介した。
※京都大学発表者:京都大学小野紘一名誉教授(特任教授・シニアリサーチアドミニストレーター)
※民間企業発表者:清水建設(株)・国際航業(株)・八千代エンジニヤリング(株)・(株)パスコ・(株)NTTデータ・(株)拓和・日本無線(株)・(株)気象工学研究所・(株)技研製作所・JFEスチール(株)・日鐵住金建材(株)・日本工営(株)・(株)建設技研インターナショナル・パナソニック(株) (発表順)

 
 

お問い合わせ先

国土交通省 総合政策局 海外プロジェクト推進課  小浪、橋爪
TEL:03-5253-8111 (内線25804、25815) 直通 03-5253-8315 FAX:03-5253-1562

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