平成28年3月2日
国土交通省は、外務省と連携して、我が国のインフラシステムの海外展開を促進するため、各国の在京大使館員等に我が国の「質の高いインフラ」等を紹介する「シティ・ツアー」を開催しております。この度、アジア各国の在京大使館等を対象とした「シティ・ツアー」を実施し、我が国の「質の高い航空インフラ」の代表例として、羽田空港を紹介しました。
ツアーにおいては、航空管制訓練の使用機器の精密さ、D滑走路の建設工法の技術の高さ、国際線ターミナルのユニバーサルデザイン等の利用者目線の工夫や非航空系収入の割合の高さ等に対する強い関心が示され、各国の参加者より、本国の航空インフラの整備・運営への日本企業の参画に対する期待が寄せられました。
ツアーを通じて共有した知見等について、在京大使館等から本国関係者に対する情報提供・共有を促すことにより、アジア各国における我が国航空インフラの海外展開を推進いたします。
記
1.開催日: 平成28年2月29日(月)
2.主 催: 国土交通省、外務省(共催)
3.視察先: [1] 訓練棟、[2] D滑走路、[3] 国際線ターミナル
4.出席国・人数: 8か国、17人
(シンガポール、パキスタン、パラオ、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ラオス)
5.結果概要:
ツアー冒頭、国土交通省より、我が国が提唱する「質の高いインフラ投資」や羽田空港の概要、日本の航空インフラシステムの海外展開等について説明した後、航空管制訓練に使用されるシミュレーターの体験、D滑走路や国際線ターミナルの視察を行いました。
ツアー後は、国土交通省より我が国の航空インフラシステムの強みについて改めて概括した後、ツアー参加者と航空関連企業・国土交通省の間で活発な意見交換が行われました。
引き続き、同様のツアーの実施等を通じて、在京大使館等からの各国関係者に対する情報提供を促し、我が国のインフラシステムの海外展開をさらに推進して参ります。
第六回「シティ・ツアー」の結果概要(PDF形式)
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