平成28年4月27日

　国土交通省では、我が国インフラ関連企業と連携し、我が国のインフラシステムの海外展開を
促進するため、インフラ関連企業からの提案を受けて、各社が誇る最先端技術・設備や実績・
知見を各国在京大使等に紹介する「カンパニー・ツアー」を開催しています。
　この度、国内有数の道路建設機械メーカーである酒井重工業を訪問し、破砕・混合により路盤
を再生する舗装技術（スタビライザー工法）等を紹介する、「カンパニー・ツアー」を開催しま
したので、その結果概要をお知らせ致します。

１．開催日： 平成２８年４月２１日（木）
２．主催： 国土交通省
３．視察内容： [1] 建設機械のデモンストレーション、[2] 生産工場
４．出席国・人数： 11 か国、１7 人
　　アンゴラ、ベナン、ブルキナファソ、コートジボワール、ケニア、ナイジェリア、
　　南アフリカ、チュニジア、ウガンダ、ザンビア、ジンバブエ
５．結果概要：
　ツアー冒頭、国土交通省より、我が国が提唱する「質の高いインフラ投資」等について説明し
た後、破砕・混合により路盤を再生する舗装技術（スタビライザー工法）等を紹介するとともに、
建設機械のデモンストレーションを行いました。その後、建設機械の生産工場の見学や、建設
機械の導入実績、スタビライザー工法の優位性等に関する説明を行いました。
　ツアーを通して、活発な意見交換が行われ、各国の参加者より、建設機械の施工能力や、建設
機械を導入した際の運用上のサポート等に対する強い関心が寄せられました。

　引き続き、同様のツアーの実施等を通じて、在京大使館等からの各国関係者に対する情報提
供を促し、我が国のインフラシステムの海外展開をさらに推進してまいります。