報道・広報

ロシア連邦ウラジオストク市における政府間対話の開催結果について

平成29年3月10日

 ウラジオストク市において、我が国の民間企業とともに都市環境分野の政府間対話を実施しました。引き続き、都市環境分野における日露協力に向け、ロシア側のニーズと日本側のシーズをマッチングし、協力案件の具体化を図っていきます。

 昨年末の日露首脳会談において、8項目の協力プラン(※)のうち、「快適・清潔で住みやすく,活動しやすい都市作り」については、ヴォロネジ市及びウラジオストク市でのパイロット事業等の協力を進めていくことが確認されたことを踏まえ、このたびウラジオストク市において、協力案件の具体化に向け、我が国の民間企業とともに都市環境分野の政府間対話を以下のとおり実施しました。

(※)8項目の協力プラン
(1)健康寿命の伸長,(2)快適・清潔で住みやすく,活動しやすい都市作り,(3)中小企業交流・協力の抜本的拡大,(4)エネルギー, (5)ロシアの産業多様化・生産性向上,(6)極東の産業振興・輸出基地化,(7)先端技術協力,(8)人的交流の抜本的拡大


(参考)プーチン・ロシア大統領の訪日(結果) http://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/rss/hoppo/page4_002600.html

1.ウラジオストク市における政府間対話
(1) 日 時
 平成29年3月3日(金) 10時00分~13時30分
(2) 場 所
 ロシア連邦 ウラジオストク市
(3) 主な出席者
 日本側: 国土交通省 麦島大臣官房審議官、在ウラジオストク総領事館 笠井総領事、在ロシア日本国大使館、民間企業 等
 ロシア側: ロシア連邦建設・住宅公営事業省、沿海地方政府、ウラジオストク市政府、民間企業 等
(4)結果概要
 冒頭、日本側より、都市環境分野における日露間協力のこれまでの経緯について紹介したのち、ロシア側より、交通渋滞対策、上下水道整備、廃棄物処理、住宅整備等の現地の課題・ニーズを紹介しました。その後、日本側より、渋滞対策、インフラ老朽化対策、都市開発等の各分野のシーズを紹介し、ロシア側ニーズと日本側シーズのマッチングを図りました。

2.都市環境関連施設視察
 日本側が提供可能な技術や経験を発揮し得る案件形成の可能性を探るため、廃棄物処理施設、住宅展示場の視察を行いました。

3.沿海地方政府・ウラジオストク市政府表敬訪問
 沿海地方ウソリツェフ第一副知事及びウラジオストク市ヒミチ副市長を表敬訪問し、今回の政府間対話開催を報告するとともに、今後の日露間協力の推進に向けた意見交換を実施しました。

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局国際政策課(グローバル戦略) 田中、坂本
TEL:03-5253-8111 (内線25215、25227) 直通 03-5253-8314 FAX:03-5253-1562

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