平成29年6月8日
電子基準点網※は、高精度に位置の基準を決定し、位置情報サービス等の基幹となるインフラです。国土交通省では、平成28年5月から、衛星測位シニアアドバイザーをタイに派遣するなど、タイにおける電子基準点網の構築を支援してまいりました。 こうした協力を更に推進するため、今般、平成29年6月7日の日タイハイレベル合同会議において、新たに国土交通省と科学技術省の間で、次のとおり協力覚書を締結しました。 今後も、地理空間情報を活用した高度情報化社会の推進に向け、両国の協力関係を一層強化してまいります。
※電子基準点網とは、GPS等による衛星測位技術を用いた連続観測点網で、我が国では約1,300点の観測点で構成されている。電子基準点網で取得されたデータは、データセンターにて集積・解析され、各種測量、地殻変動監視及び高精度測位のための位置情報の配信等に利用されている。
1.覚 書 名 : 電子基準点網の整備に関する協力覚書(正式文書は英語)
2.締 結 日 : 平成29年6月7日(水) ※日タイハイレベル合同委員会において覚書交換
3.署 名 者 : (日本側) 石井 啓一 国土交通大臣
(タ イ側) アチャカー シーブンルアン 科学技術大臣
4.協力内容 : タイ王国における、統合電子基準点網の導入、統合データセンターの構築及びデータ解析、衛星測位と電子基準点 観測データの産業利用等に関して、関係者によるワークショップや会議、現地調査等を通じて協力
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