平成30年7月18日
国土交通省は7月11日、世界銀行との共催により、「質の高いインフラセミナー」をルーマニア・ブカレスト市にて開催し、我が国が提唱する「質の高いインフラ」への理解を促進するとともに、都市開発における課題やニーズの共有及び我が国インフラ関連企業の技術や経験等の紹介を行いました。また、あわせてルーマニア政府運輸省、地域開発省とのバイ会談を行い、インフラ整備における両国間の関係強化につき確認しました。
(1) 日 時 : 平成30年7月11日(水)
(2) 場 所 : ルーマニア・ブカレスト市 世界銀行ブカレスト事務所
(3) 主 催 : 国土交通省、世界銀行
(4) 参加者: 両国で約100名
(日本) 国土交通省(石垣国際建設産業企画官、岡田国際市場整備推進官)、
在ルーマニア日本大使館(石井大使等)、
独立行政法人都市再生機構(国際展開支援室 石河担当課長)、
横浜市、富山市、大阪市、
日本企業(建設、コンサル、商社、メーカー等 12社) 約30名
(世界銀行) 世界銀行ルーマニア事務所(モアルカス ルーマニアカントリーマネージャー代理他)
世界銀行東京開発ラーニングセンター(岡澤 都市開発スペシャリスト
(ルーマニア) 運輸省(グリゴア次官他)、地域開発省(ロシカ次官他)、農業省、
エネルギー省、公共財務省、農業・地方開発省、EU基金省、気象庁、
地方自治体(ブラショフ市長、コンスタンツァ市長他)
建設業協会、民間企業 他 約70名
(5) 概 要:
我が国が推進する「質の高いインフラ」に関する取組についての理解を深めることを目的に、「日・ルーマニア 質の高いインフラセミナー」を開催しました。 ルーマニア運輸省よりルーマニアにおける交通マスタープランやプロジェクトの紹介、地域開発省より地域開発ニーズの紹介、世界銀行よりルーマニアにおける都市開発におけるインフラニーズの紹介、国土交通省より持続可能な都市開発に貢献する「質の高いインフラ投資」、都市再生機構より「質の高い」都市開発についての説明を行いました。また、ルーマニアにおけるインフラ整備に関心を持つ日本企業よりその技術や経験等の紹介を行い、活発な議論が行われました。
2.ルーマニア運輸省、地域開発省とのバイ会談 (7月12日)
国土交通省及び本邦インフラ関連民間企業代表者からなる訪問団は、ルーマニア政府運輸省グリゴア次官及び地域開発省ロシカ次官とバイ会談を行いました。
(1)運輸省:グリゴア次官
ルーマニア運輸省より、地下鉄、道路、鉄道、空港分野における取組や今後予定されているプロジェクトについての紹介があり、我が国インフラ企業によるプロジェクトへの参画への期待が示されるとともに、我が国の「質の高いインフラ」を活用し、ルーマニアのけるインフラ整備に貢献していく旨を確認しました。
(2)地域開発省:ロシカ次官
同行した我が国インフラ関係企業の取り組みについて紹介するとともに、ルーマニア地域開発省より「国土情報システム」の紹介があり、地震災害に強いインフラや都市開発をはじめとして、今後も我が国の有する技術や知見を活用し、協力していくことにつき確認しました。
報道発表資料(PDF形式)
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