平成30年12月18日
国土交通大臣は本日、(株)海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)に対し、タイ王国チョンブリ県に位置するタイ最大規模の工業団地における複合開発事業に参画するための出資(約6 億円)及び債務保証(約7億円)について認可しました。
(株)フジタは、JOIN の支援を受けて、タイにおけるホテルの建設・運営等を行う都市開発事業にはじめて参画します。
本事業は、FUJITA CORPORATION SINGAPORE PTE. LTD.※1とJOIN がAMATA Corporation PCL※2とともに出資し、バンコクから南東約60km のチョンブリ県に位置するタイ最大規模の工業団地であるアマタシティ・チョンブリ工業団地において、ホテルの建設・運営等を行う都市開発事業です。
JOIN の出資により、多くの日本企業が進出する当該工業団地において、不足する宿泊施設・飲食施設等を整備して事業環境を改善し、当該工業団地に進出する日本企業の更なる事業展開を後押しします。
※1 (株)フジタのASEAN エリアにおける投資統括会社。
※2 タイ最大手の工業団地ディベロッパー。
本事業は、バンコクから南東約60km のチョンブリ県に位置するタイ最大規模の工業団地であるアマタシティ・チョンブリ工業団地において、同工業団地への出張者等の利用を念頭に置いたホテルの建設・運営やバスターミナルの整備等を行う都市開発事業です。
当該工業団地には、約700 社に及ぶ企業が進出しており、そのうち450 社超が日本企業となっています。当該工業団地では、宿泊施設・飲食施設等が不足していることから、出張者等の多くは、バンコクから車で移動し、激しい交通渋滞に伴う不便を強いられています。本事業にて、4つ星水準のホテル等を整備することにより、当該工業団地における事業環境と生活環境の向上を図り、日本企業の更なる事業展開を後押しします。
(株)フジタは、JOIN の出資と大和ハウス工業グループが培ってきたホテル誘致に関するノウハウを活かして、タイにおいて初めて都市開発事業に参画します。また、(株)オークラニッコーホテルマネジメントが運営を行うニッコーブランドのホテルを建設することにより、タイにおける日系ホテルブランドの更なる展開を目指します。
報道発表資料(PDF形式)
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