令和2年3月31日
国土交通大臣は、令和2年3月24日、(株)海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)による、
インドネシア共和国のジャカルタ及びマカッサルにおける高速道路運営事業への出資(約17億円)について認可しました。
本事業は、日本企業が初めてインドネシアの高速道路運営に本格参入するものです。
本事業では、共同出資する日本高速道路インターナショナル(JEXWAY)及び西日本高速道路(NEXCO西)が、
日本国内で培った高速道路の設計、施工、維持管理、運営能力を展開します。
こうした取組を通じ、本事業を、日本企業による同国の高速道路管理・運営の先導モデルとして推進し、
同国の高速道路運営等への日本企業参入の将来的な拡大を図ります。
○本事業は、JEXWAY、NEXCO西及びJOINが、インドネシアの高速道路運営会社を管理するマルガウタマ・ヌサンタラ社(MUN社)の株式を取得し、
ジャカルタの2区間及びマカッサルの2区間(総延長34.47km)の有料道路を管理・運営する事業です。
○JEXWAY及びNEXCO西は、同国で人口最大のジャカルタ特別州及びスラウェシ島最大都市であるマカッサル市の高速道路において、
日本国内で培った高速道路の設計、施工、維持管理、運営能力(※)を活かし、日本企業として初めて、同国の高速道路運営に本格参入します。
※ 例えば、舗装及びコンクリート構造物の非破壊検査技術や、点検・評価・補修計画・補修工事・補修管理記録の一連のマネジメントシステム等を予定。
○JEXWAY及びNEXCO西には、本事業を通じて得られる海外事業の経験及びノウハウを活用した、更なる海外展開も期待されます。
○JOIN出資の認可により、両社の参入を後押しし、本事業を日本企業による同国の道路管理・運営の先導モデルとして推進し、
同国の高速道路運営等への日本企業参入の将来的な拡大を図ります。
報道発表資料(PDF形式)
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