令和7年4月8日
3月28日にミャンマーで発生した地震の関係で、タイ国政府の要望により派遣した専門家による調整を経て、協力の第二弾として、我が国における地震発生後の道路橋の点検等について、日本の経験、やり方を紹介し、タイ国政府関係者と意見交換を行う技術協力ワークショップを開催することになりました。 |
【派遣目的】
○4月3日より派遣した専門家による報告により、地震の経験の少ないタイ国においては、地震後の国民の不安を取り除き、安全・安心を確保する上で、道路橋の点検システム等に対する我が国の知見が求められていることが明らかとなりました。
○また、建設中のラーマ2世通りの高架道路においては、今回の地震の発生前に崩落事故が発生しており、今後の工事において安全性を確保することも喫緊の課題です。
○これを受け、協力の第二弾として、国土交通省、国立研究開発法人土木研究所及び首都高速道路株式会社から道路分野の専門家を改めて派遣し、我が国における地震発生後の道路橋の点検等について、日本の経験、やり方を紹介し、タイ国政府関係者との意見交換を行うワークショップを開催します。
○国土交通省として、引き続きタイ王国の地震後の復興に協力していきたいと思います。
【ワークショップ開催日程】 令和7年4月10日(木)
【派遣者(予定)】
嶋田 博文 (しまだ ひろふみ) 国土交通省 道路局企画課国際室長
片岡 正次郎(かたおか しょうじろう)国立研究開発法人土木研究所 構造物メンテナンス研究センター耐震研究監
湯田坂 幸彦 (ゆださか ゆきひこ) 首都高速道路株式会社 海外・社会インフラ事業部担当部長
髙橋 邦博 (たかはし くにひろ) 首都高速道路株式会社 海外・社会インフラ事業部海外事業推進課長
落合 栄司 (おちあい えいじ) 首都高速道路株式会社 海外・社会インフラ事業部海外事業推進担当課長 他
※なお、建築分野についても、今後必要に応じて専門家を派遣する予定です。