平成21年11月30日
東アジア海域における環境管理と持続可能な開発を促進するため、政府、国際機関、NGO、研究者等の幅広い関係者間の連携・協力の強化を目的に開催された「第3回PEMSEA(東アジア海域環境管理パートナーシップ)東アジア海洋会議」の概要をお知らせします。
記
■日程 11月23日(月)~11月27日(金)
■場所 フィリピン共和国マニラ市
■参加国 カンボジア、中国、北朝鮮、インドネシア、日本、ラオス、フィリピン、韓国、
シンガポール、東ティモール、ベトナム
■我が国出席者 藤田技術総括審議官ほか
■結果
(1) 「沿岸及び海洋のガバナンス」、「自然災害及び人災の防止と管理」等の6つのテーマに
関するワークショップが開催され、活発な意見交換が行われました。
(2) 各国代表から、東アジア海域における持続可能な開発の実現に向けた具体的行動に
関連する各国国内の計画、進捗状況及び今後の展望について報告がなされました。
(3) 我が国からは、国内の先進的な沿岸・海洋政策の取組み事例についてパネル展示を
行ったほか、藤田技術総括審議官より、東アジア海域の海洋環境の重要性と持続可能
な開発の必要性や、海洋基本計画など我が国の沿岸・海洋政策の取組みについてのス
ピーチを行いました。
(4) 東アジア海域における持続可能な開発と気候変動への適応に向けたICM(統合沿岸
域管理)の実施強化に関するマニラ宣言を採択しました。