平成29年6月30日

高齢者が安心して移動できる環境の整備に向けた方策について、「高齢者の移動手段の確保に関する検討会」を設置して検討して参りましたが、本日、中間とりまとめを公表いたしました。

　高齢運転者による重大な交通死亡事故の相次ぐ発生や改正道路交通法の施行等を背景に、運転に不安を感じる高齢者が、
自家用車に依存しなくとも生活の質を維持していくことが課題となっております。
　加えて、昨年11月15日に開催された「高齢運転者による交通事故防止対策に関する関係閣僚会議」においても、「自動車の
運転に不安を感じる高齢者の移動手段の確保など、社会全体で高齢者の生活を支える体制の整備を着実に進める」との総理
指示が出されたところです。
 
　このため、国土交通省では、関係省庁の協力を得て、本年３月に「高齢者の移動手段の確保に関する検討会」を設置し、
高齢者が安心して移動できる環境の整備に向けた方策について検討を重ねて参りました。本日、同検討会の中間とりまとめを
公表しました。
 
　引き続き、関係省庁と協力し高齢者が安心して移動できる環境の整備に取り組みます。
 

《参　　　考》 ・ 中間とりまとめ本文及び参考資料掲載ページ ＵＲＬ
            　　　　 http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport/sosei_transport_fr_000084.html　
　　　　　　　  ・ 高齢者の移動手段の確保に関する検討会 開催経緯
　　　　　　　　　　第１回　平成２９年３月１０日
　　　　　　　　　　第２回　平成２９年４月１０日
　　　　　　　　　　第３回　平成２９年５月１８日
　　　　　　　　　　第４回　平成２９年６月１９日