報道発表資料：トンネル工事に関する積算基準の改正について

トンネル工事に関する積算基準の改正について

平成20年10月15日

　国土交通省発注工事に適用される「国土交通省土木工事標準積算基準」「土木工事標準歩掛（国土交通省）」のうちトンネル工事に関する部分について改正することとしました。

　積算基準の改正については、最新の実態を反映しながら必要に応じ改正することとしていますが、今回の改正においては、

　[1]　「緊急公共工事品質確保対策について」（平成１８年１２月８日官房長通達）に基づき、実施した特別実態調査の結果を反映

　[2]　トンネルじん肺訴訟に関して、平成１９年６月１８日に関係大臣と原告団・弁護団との間で取り交わされた「トンネルじん肺防止対策に関する　　

　　　合意書」（以下「合意書」という。）を受けた措置。

という背景を有しています。

　改正の概要については、下表のとおり、「国土交通省土木工事標準積算基準」及び「土木工事標準歩掛（国土交通省）」の具体的な改正内容については、別紙－１、別紙－２のとおりです。

基準名	改正点	改正の根拠
土木工事標準積算基準	共通仮設費率	諸経費動向調査の結果を反映
	現場管理費率	諸経費動向調査の結果を反映
土木工事標準歩掛	施工歩掛	特別実態調査の結果を反映
	機械損料	特別実態調査の結果を反映
		作業日数の変化（※）を反映化　※労働基準法32条の趣旨を踏まえた積算上の工期　　　の変化
		(現行)１０時間労働→(改正)８時間労働　(現行)４週６休 →(改正)４週８休

参考（PDF形式）

別紙－１（PDF形式）

別紙－２（PDF形式）