平成26年4月9日
道路や河川などの社会インフラの老朽化対策や災害対応について、限られた人員や予算という制約の中で大量の施設点検を着実かつ効率的に行い、また自然災害や、トンネル崩落などの事故が発生した際に、人が近づけない危険な場所で調査する必要性があります。
国土交通省及び経済産業省では、社会インフラの維持管理及び災害対応に関して、効果・効率の一層の向上のため「点検ロボット」及び「災害調査ロボット」、「応急復旧ロボット」の技術開発・導入を推進すべく、平成25年12月25日、「次世代社会インフラ用ロボット開発・導入重点分野」を策定致しました。
これを受け、新たに設置した「次世代社会インフラ用ロボット現場検証委員会」の5つの専門部会(橋梁維持管理、トンネル維持管理、水中維持管理、災害調査、応急復旧)で開発・導入促進のため取り組むべき事項の具体化及び目標の審議を行い公募要領の策定を進めて参りました。
今般、維持管理及び災害対応に役立つ技術として、現場検証・評価を行う技術の公募を開始しましたので、お知らせいたします。
1.公募技術 :次世代社会インフラ用ロボット技術・ロボットシステム
(対象分野)
1)『橋梁・トンネル・水中(ダム、河川)の点検用』 のロボット技術・ロボットシステム
2)『災害調査・災害応急復旧用』 のロボット技術・ロボットシステム
(対象技術)
a)現場検証を通じ実用性の確認やその更なる向上が期待される実用化技術
b) 短期(概ね3年以内)に実用化が見込まれる技術
2.公募期間 :平成26年4月9日~5月28日
(説明会を4月17日~4月23日に行います。詳細はホームページをご覧ください。)
3.応募者 :「個人」、「民間企業」、「大学等」
(ただし、「個人」及び「大学等」については、3年以内の実用化を目指し、民間企業と共同開発している場合に限る)
4.応募方法 :下記ホームページに掲載の公募要領に基づいて応募してください。
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/constplan/sosei_constplan_fr_000023.html
5.現場検証対象技術の決定結果の通知・公表の時期:平成26年6月頃(予定)。
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