平成27年10月30日
○ 本日、東洋ゴム工業(株)より、同社が製造した防振ゴム等の検査における不正について中間報告がありました。
○ 今回の報告を踏まえた国土交通省としての対応は以下のとおりです。
[1] 今回の報告は、10月5日の指示事項に対する報告としては不十分であり、東洋ゴム工業(株)に対し、不正の
あった製品の最終使用者の特定を早急に進め、安全確保に必要な情報を提供する等、適切に対応するよう
強く要請した。
[2] 船舶用防振ゴムについては、船舶安全法に基づき国が検査を行ったものの中に、データの流用等の不正に
より実際には試験が行われていない品番のものがあった。これまで実施された第三者試験機関による再現
試験では基準に達していないものは出ていないとの報告を受けているが、今後、残りの品番の試験結果の
報告を受けて必要となる対策を決定する。
[3] 鉄道やその他の分野用の防振ゴムについては、ユーザーの安心が速やかに確保されるよう、関係省庁とも
連携して、関係事業者への情報提供等を実施する。
○なお、東洋ゴム工業(株)による不正の疑いに関する調査結果(10月30日現在)は別紙1のとおりです。
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