平成27年12月25日
○ 本日、東洋ゴム工業(株)より、同社が製造した防振ゴム等の検査における不正について原因分析及び再発防止策を含む最終報告がありました。(別紙参照)
○ 今回の報告を踏まえた国土交通省としての対応は以下のとおりです。
1.不正が行われた製品への対応
出荷製品について、東洋ゴム工業(株)が今後実施することとしている使用者の意向に応じた製品の納入及び交換の取り組み状況について、その確実な実施を監視する。
2.最終報告を踏まえた東洋ゴム工業(株)に対する指示事項
(1) 再発防止策の確実な履行
(2) 最終使用者に対し、安全確保に必要な情報を提供
(3) 使用者の意向に応じ、不正製品の交換等、誠意を持って対応
(4) 上記の対応状況を定期的に国交省へ報告
3.不正行為に対する措置
(1) 船舶安全法に係る措置
再発防止策実施後の改善状況が確認できるまでの間、東洋ゴム化工品(株)の製品について、全ての試験に船舶検査官が立ち会う、より厳格な方式とする。
(2) 国土交通省調達に係る措置
国土交通省の調達においては、再発防止策実施後の改善状況が確認できるまでの間、品質が確実に確保できるよう、東洋ゴム化工品(株)の製品を用いる場合には、契約時点で第三者機関による品質を証明する書類の添付を義務づける。
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