報道・広報

交通運輸技術開発推進制度の新規研究課題を決定
~新技術を活用した交通運輸分野におけるイノベーションを推進~

令和4年11月4日

 国土交通省では、交通運輸分野における政策課題の解決を目指すため、「交通運輸技術開発推進制度」により技術開発を推進しており、同制度は、研究開発初期段階から事業化までを関係省庁連携により一気通貫で支援する新SBIR制度の一つとしても位置づけられています。
 今般、新SBIR制度に基づき、新規研究課題(SBIR省庁連携型)3件を支援対象として決定しましたのでお知らせ致します。

交通運輸技術開発推進制度は、安全安心で快適な交通社会の実現や環境負荷軽減等に資するイノベーティブな技術を発掘から社会実装まで支援する競争的資金制度です。
今年度より新SBIR制度に基づき他省庁において研究開発初期段階(フェーズ1)支援を受けた研究課題を対象に募集を行い、実用化開発段階(フェーズ2)として提案された研究課題の中から優れたものを支援(研究開発業務委託)するSBIR省庁連携型支援を開始しました。
「IoT等の活用による内航近代化」「静止衛星ひまわりのデータを用いた社会課題解決に貢献する新たなサービス開発」の2テーマについて、令和4年6月21日から7月22日まで募集を行い、外部有識者委員会における評価や行政ニーズを踏まえ、以下3件の研究課題の実施を決定しましたのでお知らせ致します。
なお、本研究課題の概要につきましては、別紙を御覧ください。

○令和4年度新規研究課題(SBIR省庁連携型)IoT等の活用による内航近代化
テーマ名 採択課題名
IoT等の活用による内航近代化 IoT を活用した実海域での省エネ効果モニタリングシステム構築による空気潤滑システムの実用省エネ効果向上の研究
内航船の船員労務負荷低減と環境負荷低減、安全性確保の両立を目指した陸上遠隔サポート技術の確立
静止衛星ひまわりのデータを用いた社会課題解決に貢献する新たなサービス開発 深層学習を用いた高時空間分解能の地表面温度プロダクトの改良と道路等の都市インフラ分野への実装

添付資料

報道資料(PDF形式)PDF形式

別紙(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局技術政策課 齊藤
TEL:03-5253-8111 (内線25625) 直通 03-5253-8950 FAX:03-5253-1560

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