交通運輸技術開発推進制度の新規研究課題を決定
~新技術を活用した交通運輸分野におけるイノベーションを推進~
国土交通省では、交通運輸分野における政策課題の解決を目指すため、「交通運輸技術開発推進制度」により技術開発を推進しています。
今般、令和6年度新規研究課題として5件の採択を決定しました。 |
交通運輸技術開発推進制度は、安全安心で快適な交通社会の実現や環境負荷軽減等に資するイノベーティブな技術を発掘から社会実装まで支援する競争的資金制度です。毎年度、交通運輸分野の政策課題の解決に資する研究開発テーマについて研究課題の公募を行い、提案された研究課題の中から優れたものを研究開発業務として委託しています。
本年度は、「安全・安心かつ効率的な交通運輸の実現に向けた技術研究開発」をテーマに、令和6年4月24日から6月7日まで公募を行い、外部有識者委員会における評価や行政ニーズを踏まえ、一般型
(※1)及び短期実証型
(※2)として以下のとおり新規研究課題の採択を決定しましたのでお知らせいたします。
なお、本研究課題の概要につきましては、別紙をご覧ください。
採択課題名 |
一般型 |
トンネル検査における剥落健全度の自動判定技術の開発 |
一般型 |
管制情報処理システムの開発・改修プロセス効率化手法の実装による新たな管制支援システムの研究開発 |
短期実証型 |
鉄道施設の液状化被害軽減のための脈状地盤改良工法の経年変化評価 |
短期実証型 |
深層学習を用いた乱気流・風の予測モデルの開発 |
短期実証型 |
風力発電設備の風速低減効果を活用した空港微気象制御システムの実現性に関する調査とシミュレーション評価 |
(※1)一 般 型:概念実証や実現可能性調査で得られた成果等を前提として取組む研究開発のうち、最長3年程度で成果が見込まれるものを対象とする公募枠
(※2)短期実証型:概念実証や実現可能性調査で得られた成果等を前提として取組む研究開発のうち、早期の社会実装が見込まれ(3年以内を目安)、実証事業を計画に含んでいるものを対象とする公募枠
お問い合わせ先
- 国土交通省総合政策局技術政策課 本田、石川
-
TEL:03-5253-8111
(内線25615、25626) 直通 03-5253-8950
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