報道・広報

東京オリパラを見据え、新たな鉄道テロ対策の実証実験を行います
~鉄道の更なるセキュリティ向上のために~

令和元年11月19日

  国土交通省では、東京オリンピック・パラリンピックを見据えた鉄道の更なるセキュリティ向上策の検討のため、危険物探知犬の運用に関する実証実験(東京駅)及び旅客スクリーニング装置の運用に関する実証実験(新宿西口駅)を行います。
                                  
 国土交通省では、東京オリンピック・パラリンピックを見据え、安心して鉄道を利用できる環境を整えるため、更なるセキュリティ向上に関する様々な方策を検討しています。
その一環として、旅客流動を大きく妨げない形での危険物検知の実証実験(委託調査)に関する企画提案を募集しました。
 今般、企画提案が採択された危険物探知犬及び旅客スクリーニング装置を用いたセキュリティ方策について、鉄道駅への導入可能性を検証するため、実証実験を下記のとおり実施します。

                        記

1.危険物探知犬の運用に関する実証実験
  [1] 実験期間  令和元年12月4日(水)
  
  [2] 実験場所  東京駅 新幹線 北・中央・南のりかえ口

  [3] 実施者    調査受託者 セントラル警備保障株式会社
                        協 力 会 社   全日本犬訓練士連合協会、東日本旅客鉄道株式会社、東海旅客鉄道株式会社 等

     [4] 使用機材 危険物探知犬(別紙1)、検証・記録用カメラ等

     [5] 実験方法 一般旅客がいる状況下で、特別な訓練を受けた危険物探知犬がハンドラーと警備員とともに改札機付近の一定の範囲を探索します。
                         危険物探知犬の運用による旅客流動への影響や旅客受容性等を調査し、鉄道駅への導入可能性を検証します。
                         また、アンケートへの協力をお願いする場合があります。


2.旅客スクリーニング装置に関する実証実験
  [1] 実験期間 令和元年11月25日(月)~11月28日(木)

     [2] 実験場所 都営大江戸線 新宿西口駅(JR新宿駅方面改札)

     [3] 実施者   調査受託者 綜合警備保障株式会社(ALSOK)
                         協 力 会 社  コーンズテクノロジー株式会社、東京都交通局 等

     [4] 使用機材  テラヘルツ波パッシブ型ボディスキャナ(別紙2)、検証・記録用カメラ等

     [5] 実験方法  一般旅客がいる状況下で、特定の改札機においてボディスキャナを設置し、模擬危険物を所持したエキストラを通過させ、検知及び検査場所への誘導を行います
                            (スクリーニングへの協力は任意であり、他の改札機から通過することができます)。
               装置の運用による旅客流動への影響や旅客受容性等を調査し、鉄道駅への導入可能性を検証します。
                           また、アンケートへの協力をお願いする場合があります。

3.プライバシーポリシー
     国土交通省は、個人情報の適切な保護と取扱いが重要なテーマであると認識し、本実証実験において「個人情報保護に関する基本指針」 (別紙3)を策定し、厳守します。

添付資料

記者発表資料(PDF形式)PDF形式

別紙1(PDF形式)PDF形式

別紙2(PDF形式)PDF形式

別紙3(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省鉄道局総務課危機管理室 遠山、鈴木
TEL:(03)5253-8111 (内線40183/40182)

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