平成22年2月17日
1.エコレールマーク制度について
エコレールマーク制度は、地球環境に優しい鉄道貨物輸送を一定以上利用している商品又は企業に対して、「エコレールマーク」の認定を行い、マークの表示によって消費者に判断基準を提供する制度です。
「エコレールマーク」の表示された商品等を通じて、流通過程において企業が地球環境問題に貢献していることを消費者に意識していただき、企業の鉄道貨物輸送へのモーダルシフトを促進することを目的としています。
認定商品・認定企業について
○ 認定商品
・500km以上の陸上貨物輸送のうち30%以上鉄道を利用している商品
○ 認定企業
・500km以上の陸上貨物輸送のうち15%以上鉄道を利用している企業
・数量で年間1万5千トン以上または、数量×距離で年間1,500万トンキロ以上の輸送に鉄道を利用している企業
2.今回の新規認定について
平成22年2月16日(火)に第20回「エコレールマーク運営・審査委員会」(委員長 苦瀬博仁 東京海洋大学理事・副学長)が開催され、エコレールマークの認定商品として7件、認定企業として6件を新たに認定することが決定されました。
○新規エコレールマーク認定商品(7件)
・YODOKO Exterior〔ヨド物置・ヨドガレージ・ヨド倉庫・ヨドゴミ収集庫・ヨド自転車置場〕(株式会社淀川製鋼所)
・ECO.Rシリーズ NEO(株式会社 ジーエス・ユアサ パワーサプライ) (自動車バッテリー)
・ UNISTARシリーズ (株式会社ジーエス・ユアサ パワーサプライ) (同上)
・Gran Cruiseシリーズ(株式会社ジーエス・ユアサ パワーサプライ)(同上)
コスモECO.Rシリーズ(株式会社ジーエス・ユアサ パワーサプライ)(同上)
・液晶テレビ ビエラ(パナソニック株式会社)
・富士通製携帯電話(富士通株式会社)
○新規エコレールマーク認定企業(6件)
・株式会社平和
・株式会社オリンピア
・株式会社淀川製鋼所
・株式会社ジーエス・ユアサパワーサプライ
・キリンビール株式会社
・東芝ライテック株式会社
今回の認定を受け、認定商品は合計で50件(62品目)、認定企業は59件となりました。
上記の他、株式会社日陸が今回新たに協賛企業 となり、合計13社となりました。
※1 協賛企業とは、エコレールマークを多くの一般消費者に普及させるために、エコレールマーク商品又は取組企業の輸送・流通に
関わっている企業
※2 認定商品・認定企業の詳細は下記に掲載の「報道発表資料」をご覧下さい。