報道・広報

鉄道係員への暴力、減少するも依然として400件超
~第3回 迷惑行為に関する連絡会議を開催~

令和3年12月24日

    令和2年度における鉄道係員に対する暴力行為の発生件数は全国で439件。6年連続で減少(対前年度比172件の減少)したものの依然として多く発生しており、半数以上の加害者が飲酒有りという状況。

  鉄道係員に対する暴力行為や暴力に至らない理不尽な言いがかり、言葉の圧力などのいわゆるカスタマーハラスメントは、
鉄道の安全確保や利用者への良質な鉄道輸送サービスの提供に影響を与えるおそれがあり、近年、暴力行為等の防止に関する
意識が高まっています。また、利用者に安心して列車を利用いただくため、痴漢行為などの迷惑行為に対する取組も重要です。
  このため、暴力行為や痴漢行為などの迷惑行為の現状や各社の取組状況の共有等を目的に、平成30年度よりJR及び
大手民鉄各社と「迷惑行為に関する連絡会議」を立ち上げ、今年度においても令和3年12月23日に第3回会議を開催しました。
  会議においては、令和2年度における鉄道係員に対する暴力行為の発生件数は全国で439件となり、令和元年度の611件
から172件の減少となったことが報告されるとともに、カスタマーハラスメントや迷惑行為、鉄道利用のマナーに対する取組について
情報共有を行いました。
  本会議を通じて、関係者との連携を強化し、暴力行為やカスタマーハラスメント、痴漢行為の撲滅に向けて、取組を進めて参ります。
 
調査対象は前年度の発生件数等
 
(別紙1)鉄道係員に対する暴力行為の発生状況(令和2年度)
(別紙2)鉄道係員に対する暴力行為の主な事例(令和2年度)
(別紙3)暴力行為の抑止に関する取組

お問い合わせ先

国土交通省鉄道局鉄道サービス政策室 靱、大久保、松村、加藤
TEL:(03)5253-8111 (内線40633)

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