平成27年3月12日
日本の港湾における輸出入コンテナ貨物量は2010年で2億5千万トンあり、その国内輸送は9割以上がトレーラー輸送となっております。輸出入コンテナは、国内の鉄道コンテナ(JIS規格)とは異なる規格(ISO規格)のコンテナが使われており、トンネルの高さ制限などハード面の課題等により、輸出入コンテナの鉄道輸送は、わずかにしか行われていない現状です。
一方で、環境対策や労働力不足対策の観点、更には大井埠頭におけるゲート前渋滞への対応の観点から、輸出入コンテナ輸送のモーダルシフト推進は重要な政策課題です。
このため、まずは荷主へのヒアリング等を通じて輸出入コンテナ貨物の鉄道輸送に対するニーズ、課題を明らかにし、輸出入コンテナの鉄道輸送を促進する具体的方策を明らかにすることで、更なるモーダルシフトの促進を図っていくこととし、具体的には、学識経験者、物流事業関係者、荷主企業関係者等からなる「輸出入コンテナ貨物における鉄道輸送促進に関する調査会」を設置し、課題および対策の検討を行っています。
第1回調査会(平成26年12月5日実施)における輸出入コンテナ貨物における鉄道輸送の現状、課題等についての議論を踏まえ、2月上旬まで荷主、物流事業者へのアンケート調査(約1200社)やヒアリング(約10社)を行ったところであり、第2回調査会(平成27年2月16日実施)では、輸出入コンテナ貨物における、荷主、物流事業者の鉄道輸送ニーズ等調査結果の分析、課題と対応策の方向性等について検討を行いました。
第3回調査会においては、輸出入コンテナ貨物の取り扱いを行う鉄道貨物輸送事業者、利用運送事業者による現在の取り組み事例や今後の課題等の情報を踏まえ、輸出入コンテナ貨物の鉄道輸送利用における課題に対する具体的な方策を検討し、さらにCO2排出削減効果の試算等について整理を行うとともに、最終報告書(案)等についての検討を行います。
【開催日時】
平成27年3月16日(月)14:00~16:00
【会 場】
スタンダード会議室 虎ノ門HILLS店2階ホール
【主な議題】
輸出入コンテナ貨物の鉄道輸送利用における課題に対する具体的な方策を検討、CO2排出 削減効果の試算、最終報告書(案)等の意見交換
【委 員】
別紙参照
【申込方法】
第3回「輸出入コンテナ貨物における鉄道輸送促進に関する調査会」の取材を希望する旨、ご氏名(フ リガナ)、ご連絡先(電話番号、FAX番号)、勤務先所属団体名等を明記の上、下記事務局までメールまたはFAXにて申込願います。
宛先:日本能率協会総合研究所 社会環境研究事業本部 大江宛
メールアドレス:takayuki_oe@jmar.co.jp / FAX番号:03-3432-1837
【その他】
取材につきましては、冒頭の頭撮りは可能、それ以降の傍聴は不可とさせて頂きます。冒頭の頭撮りを希望される方は、上記の通り申込みを行って頂き、当日13:50までにスタンダード会議室 虎ノ門HILLS店2階ホールにお集まり下さい。議事概要については、国土交通省ホームページにて公表する予定です。
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