平成25年3月8日
標記会議を下記の通り開催しましたので、その概要をお知らせします。
なお、この協議会は平成16年新潟県中越地震において、営業中の新幹線が初めて脱線したことを踏まえ設置されたものであり、この協議会が中心となり構造物の耐震補強や関連する技術開発が進められてきています。
記
1.日時 平成25年3月8日(金) 16:00~17:30
2.場所 合同庁舎3号館 国土交通省 4階 特別会議室
3.出席者 別紙1のとおり
4.議題
(1) 新幹線脱線対策の進捗状況について
(2) 運輸安全委員会事故調査報告書(東北新幹線列車脱線事故)について
(3) その他
5.会議の概要
(1) 新幹線脱線対策について、東日本大震災での経験も踏まえ、土木構造物の耐震性能の強化、早期地震検知システム及び脱線・逸脱防止装置の設置を進めてきており、今後も引き続き計画的に実施していくことについて、鉄道事業者から報告があった。(別紙2のとおり)
(2) 運輸安全委員会から平成23年3月11日に発生した東北新幹線列車脱線事故の調査報告書の説明を受けた後、報告書の内容について意見交換を行った。
主な概要は以下のとおり。
・今回の東日本大震災においては、これまで進めてきている新幹線の脱線対策の効果が確認された。引き続き、計画的に対策を進めていく必要がある。
・JR東日本は、本件事故を踏まえ、車両の走行安定性で問題となる共振現象の対策について、車両、構造物の両面から研究を進めている。
・報告書に記述された地震時の走行安定性に問題となる課題について検討を進め、本協議会において情報の共有を図る。
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