平成29年12月20日
今回の協議会では、事故調査報告書の内容の共有を図るとともに各社が実施している脱線・逸脱防止対策の整備の進め方等について意見交換を行いました。
昨年4月に発生した熊本地震による九州新幹線の脱線事故についての事故調査報告書が運輸安全委員会より公表されたことを踏まえ、12月15日に第14回「新幹線脱線対策協議会」を開催しました。
今回の協議会では、事故調査報告書の内容の共有を図るとともに各社が実施している脱線・逸脱防止対策の整備の進め方等について意見交換会を行いました。
1.議 事 : (1) 運輸安全委員会事故調査報告書について
(2) 今後の脱線・逸脱防止対策の進め方について
(3) その他
2.概 要 :
【再発防止策を踏まえた各種取組の検証】
運輸安全委員会から説明を受けた事故調査報告書の再発防止策を踏まえ、各社の脱線・逸脱防止対策の整備計画が、地震発生リス
ク、脱線発生リスクなどを考慮した計画であるものなのか、その見直しの必要性も含めて検討を行っていくことを確認した。
また、脱線・逸脱防止対策の枠型スラブの影響についても検討していくこととした。
再発防止策を踏まえた各種取組の検証の詳細については、別添資料1,2を参照ください。
【各社からの報告】
各社から、脱線・逸脱防止対策の進捗状況等の報告を受けた。
JR九州から今後の脱線防止ガードの整備計画、JR東日本、東海、西日本から、海底地震計の活用等について、報告を受けた。各社から
の報告の詳細については、別添資料3,4を参照ください。
報道発表資料(PDF形式:124KB)
議事次第(PDF形式:37KB)
メンバー表(PDF形式:32KB)
資料1(鉄道事故調査報告書説明資料)(PDF形式:1,557KB)
資料2(運輸安全委員会事故調査報告書再発防止策に対する対応)(PDF形式:46KB)
資料3-1(海底地震計情報の活用等による早期地震検知体制の強化について)(PDF形式:971KB)
資料3-2(東海道新幹線における地震検知の早期化について)(PDF形式:284KB)
資料3-3(海底地震計情報の活用等による早期地震検知体制の強化について)(PDF形式:686KB)
資料3-4(海底観測網データが初めて鉄道の地震防災対策に活用開始へ)(PDF形式:319KB)
資料4(新幹線の地震対策の進捗状況について)(PDF形式:6827KB)
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