報道・広報

「土地の戸籍」に関する最新の調査実施状況を公表します
~「優先実施地域」の進捗率が81%に上昇 ~

令和7年6月27日

 土地の境界や面積などの基礎的な情報である地籍は「土地の戸籍」とも呼ばれ、昭和26年の国土調査法制定
時から主に市町村が主体となって調査が進められています。 令和6年度の調査実績は623㎢となり、令和6年度
末時点での進捗率は、全国の「地籍調査対象地域」※1で53%、「優先実施地域」※2で81%
となりました。
 
  • 地籍の明確化は、土地取引の円滑化のみならず、災害からの早期の復旧・復興や効率的なインフラ整備、
 づくり等を進める上で大きな役割を果たします。また、成果は自治体が保有するGIS等にも取り込まれ行政
 サービスの効率化に寄与するほか、法務局へも送付され、登記記録の修正や登記所備付地図として利用されます。
 なお、登記所備付地図は、令和5年1月よりG空間情報センターのウェブサイト上でオープンデータとして無償
 公開されています。
  • 令和6年度の調査実績は623㎢となり、全体の調査実績は前年の調査実績(692㎢)を下回ったものの、同年
 度末時点での進捗率は、全国の「地籍調査対象地域」で53%、「優先実施地域」で81%となりました。
  • 第7次国土調査事業十箇年計画後半に向け、令和6年度に地籍調査作業規程準則の改正を行い、通知に無反応
 な土地所有者等に対応した調査手続きの導入リモートセンシングデータを活用した地籍調査の対象地域の拡大
 を実施しており、これらの活用も推進し地籍調査の加速化に取り組んでまいります。

 ※1 全国土面積から、国有林野及び公有水面(湖沼や河川等)の面積を除いた地域が対象

 ※2 土地区画整理事業等により一定程度地籍が明確化された地域、土地の取引が行われる可能性が低い地域を除く地域

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省政策統括官付 地理空間情報課 地籍整備室 新井、西山、鹿嶋
TEL:03-5253-8111 (内線30-533) 直通 03-5253-8384

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