令和3年3月9日

令和3年1月17日(日)に令和2年度の建設機械施工技術検定2級学科試験を実施し､2,239人が合格しました。

　建設機械施工技術検定試験は、建設業法第27条及び第27条の2の規定に基づいて、国土交通大
臣の指定試験機関である一般社団法人日本建設機械施工協会が実施しています｡
　令和2年度の建設機械施工技術検定は､新型コロナウイルス感染症対策のため実施スケジュール
が大幅に変更され、6月に実施を予定していた1・2級学科､1級実地（記述）試験は､1級に係る試験のみ
実施し､2級にかかる試験は延期となっていました。
　このたび､延期となっていた2級学科試験第1回を､当初より年明けの実施を予定していた学科試験
第2回と併せて1月17日(日)に実施し､本日合格者を発表しましたのでお知らせします。
　なお､今回の合格者は､令和3年度に「建設機械施工管理第二次検定（※）」を受検し､これに合格する
と「建設機械施工管理技士」として､現場の主任技術者等の職務を行うことができるようになります。

※ 今回の合格者のうち､学科試験第1回及び実地試験を同時に受検申込みしていた者は､令和3年度の「建設機械施工管理第二次
　　検定」のうち「実技試験」のみ受験｡

■ 試験結果

	今回(２級学科)実施結果	(参考)令和元年度 ２級学科実績
試験日	令和3年1月17日(日)	第1回　令和元年6月16日(日) 第2回　令和2年1月19日(日)
試験会場	全国10地区(13会場)	第1回　全国10地区(12会場)  第2回　全国10地区(10会場)
受検者数	5,769人	8,349人
合格者数	2,239人	3,540人
合格率	38.8%	42.4%

　※　合格率は､小数点以下第2位四捨五入。以降の各表とも同じ｡
　※　受検者数、合格者数は､全て延べ数。
　※　今回の試験の受検者実数、種別ごと受検者数及び合格者数については下記「その他」を参照。
　※　令和元年度の受検者数､合格者数､合格率は2回の試験の合計による値。
 
■ 合格基準
　○ 得点が満点の60％以上

■ その他
　 ･　試験の合格者には､合格通知書を､不合格者には不合格の旨及び成績の通知を一般社団法人
　　　日本建設機械施工協会より送付します｡
　 ･　一般社団法人日本建設機械施工協会のホームページ(https://jcmanet-shiken.jp/)に､試験問題及び
　　　正答､その他を掲載しています｡
　 ･　試験問題の内容､受検者個々の得点等に関するお問い合わせには一切応じられません｡
 
　○ 試験種別ごとの受検者及びそれぞれ合格者

級別	２級
試験種別	延べ人数							実人数
	第1種	第2種	第3種	第4種	第5種	第6種	計
受検者数(人)	594	4,602	64	378	58	73	5,769	5,151
合格者数(人)	232	1,854	17	101	14	21	2,239	2,036
合格率	39.1%	40.3%	26.6%	26.7%	24.1%	28.8%	38.8%	39.5%

　※　2級は､一回の試験で1人二種別まで受検できるため､人数が延べ数となっており､実人数とは一致しない｡
　※　各種別の内容は以下のとおり｡
　第1種　ブルドーザー､トラクター･ショベル､モーター･スクレーパーその他これらに類する建設機械による施工
　第2種　パワーショベル､バックホウ､ドラグライン､クラムシェルその他これらに類する建設機械による施工
　第3種　モーター･グレーダーによる施工
　第4種　ロード･ローラー､タイヤ･ローラー､振動ローラーその他これらに類する建設機械による施工
　第5種　アスファルト･プラント､アスファルト･デストリビューター､アスファルト･フィニッシャー､コンクリート･スプレッダー､
　　　　　　コンクリート･フィニッシャー､コンクリート表面仕上機等による施工
　第6種　くい打機､くい抜機､大口径掘削機その他これらに類する建設機械による施工