公共事業におけるピュア型CM方式活用実態調査(令和4年度)の結果
令和5年1月25日
国土交通省は、一般社団法人日本CM協会及び一般社団法人建設コンサルタンツ協会の協力を得て、公共事業におけるピュア型CM方式活用実態調査(令和4年度)を実施しましたので、結果を公表します。 |
1.調査概要
○調 査 時 期:令和4年6月、10月
○調 査 方 法:業界団体加盟企業へのアンケート方式
建築事業:一般社団法人日本CM協会
土木事業:一般社団法人建設コンサルタンツ協会
○対 象 業 務:令和3年度までに受注した公共事業におけるピュア型CM業務
※
※国土交通省において定義する「ピュア型CM業務」に該当するもの
※進行中の業務も含む
○有効回答数
※:520件(47社)【建築事業:340件(21社)、土木事業180件(26社)】
(前回)390件(36社)【建築事業:264件(15社)、土木事業126件(21社)】
※業界団体加盟企業へのアンケート調査により申告された件数
※前回調査(令和3年1月)分も含む
2.調査結果
【建築事業】
○東京都や大阪府などの都市部での実績が多く、関東と近畿で全体の約7割を占める
○施設用途では、学校、病院等、庁舎等が多く、全体の約6割を占める
○発注者の構成は、市区町村、政令市、その他の公的機関(学校法人、病院機構等)で全体の約9割を占める
○発注自治体の人口規模別では、人口10万~50万人の中核市での実績が最も多いが、
人口10万人未満または建築職員数10人以下の小規模な自治体での活用実績も約3割を占める
【土木事業】
○福島県、宮城県での実績が多く、東北で全体の約8割を占める
○事業区分では、災害復旧事業が多く、全体の約6割を占める
○発注者の構成は、都道府県が全体の約8割を占める
【建築・土木共通】
○平成26年度(品確法改正)以降、CM方式の導入実績は大きく増加
○約7~8割のケースで基本計画・基本設計等の事業の上流段階からCM方式を活用
お問い合わせ先
- 国土交通省 不動産・建設経済局 建設業課 入札制度企画指導室 津國、小山
-
TEL:03-5253-8111
(内線24726、24704) 直通 03-5253-8278
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