建設工事紛争審査会は、建設工事の請負契約に関する紛争を裁判によらずに簡易・迅速・妥当に解
決するために、建設業法に基づいて国土交通省及び各都道府県に設置されている裁判外紛争処理機関
です。詳細については国土交通省のホームページを参照して下さい。

　URL
　　https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_mn1_000101.html

１．全国（中央＋都道府県）の紛争処理状況

　（１）令和６年度の全国の紛争処理状況については、申請件数は１０９件（前年度比３０件減）でした。
　　　  前年度からの繰越件数が１２１件であったところ、令和６年度の終了件数は１３５件であったため、
　　　  差し引きの結果、次年度繰越件数は９５件となっています。（第１表、第３表参照）
　（２）全国の申請件数１０９件を当事者類型別にみると、個人発注者から請負人への請求が最も多く
　　　 ３６件となっています。紛争類型別では、工事代金の争いが最も多く、４１件となっています。

　　　 （第２表（１）、（３）参照）

２．中央の紛争処理状況

　（１）令和６年度の中央の紛争処理状況については、申請件数は３２件（前年度比１０件減）でした。
　　　  前年度からの繰越件数が４１件であったところ、令和６年度の終了件数は４６件であったため、
　　　  差し引きの結果、次年度繰越件数は２７件となっています。（第１表、第３表参照）
  （２）中央の申請件数３２件を当事者類型別にみると、下請負人から元請負人への請求が最も多く
　　　 １２件となっています。紛争類型別では、工事代金の争いが最も多く１０件となっています。
　　　 （第２表（１）、（３）参照）

その他、詳細は別添のとおりです。