令和3年1月27日
国土交通省では、訪日外国人・高齢者・障害者を含む誰もが、屋内・屋外を問わずシームレスに目的地へ円滑に移動できる社会の実現を目指して、「高精度測位社会プロジェクト」を実施しています。
本プロジェクトでは、関係者の協力を得て屋内電子地図や屋内測位環境を整備し、その環境を活用した屋内外シームレスなバリアフリーナビゲーションサービス、災害時の情報共有サービス等の実証実験を実施するとともに、整備した屋内電子地図をG空間情報センターから公開してきました。
<これまでの取組はこちらhttps://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/kokudoseisaku_tk1_000108.html>
今回、昨年8月に新設された東京駅グランスタ地下北口改札等を反映した最新の東京駅周辺の屋内電子地図を公開します。
これまで、本プロジェクトの成果を活用した民間事業者によるサービスが実装され始めています(別紙1参照)。今回の屋内電子地図を活用したサービスが創出されることを期待しています。
●東京駅周辺屋内地図 ※別紙2参照
・日本最大級の地下空間、東京駅を中心とした東西約1km、南北約2kmの範囲を対象に整備。
・サービスの基盤となる屋内電子地図として、通路、階段、トイレ等のデータを含み作成。通路の段差や勾配等を含む屋内ネットワークデータを利用し、段差を回避したバリアフリールートの検索等のサービスも開発可能。
・公開先URL:https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/mlit-indoor-tokyo-r2
※1 G空間情報センター:官民問わず様々な主体により整備・提供される多様な地理空間情報を集約し、利用者がワンストップで検索・ダウンロードし利用できる、産学官の地理空間情報を扱うプラットフォーム。(https://www.geospatial.jp/gp_front/)
※2 アプリの作成に際して調査などを行う場合は、施設管理者の許可が必要。
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