報道・広報

「日タイ物流政策対話・ワークショップ」の開催結果について

平成25年11月1日

 今般、「日タイ物流政策対話・ワークショップ」をタイ・バンコクにおいて開催しましたので、その結果をお知らせ致します。
 
 本政策対話及びワークショップは、平成20年11月の第6回「日ASEAN交通大臣会合」により実施することが位置付けられたものです。
 本政策対話では、日本とタイ両国合わせて約60名が参加し、両国の物流政策や物流の事情及び課題等について、意見交換が行われました。また、本ワークショップにおいては、両国の物流関係団体より、タイ側からは貿易手続き円滑化に関する取り組みについて、日本側からは災害物流、パレットの管理について発表がありました。

(1)日タイ物流政策対話

1.日時:平成25年10月29日(火)9:30~16:00
2.場所:タイ・バンコク ミレニアム・ホテル・スクンビット
3.主な出席者:
 【日本側】
  小瀬 達之 国土交通省総合政策局国際物流課長
  野田 眞紀子 国土交通省総合政策局国際物流課物流システム海外展開調査官
  熊澤 伸行 国際フレイトフォワーダーズ協会(JIFFA)事務局次長
  タイ進出日系物流事業者、在タイ日本国大使館、JETROバンコク事務所 他
 【タイ側】
  ティーラポン 運輸省次官補
  チュラ 運輸省運輸・交通政策計画局長
  運輸省関係部局、財務省関税局、商業省、工業省 他
4.主な内容
 【日本側】
  総合物流施策大綱及び具体的な政策について紹介するとともに、相互通行に関わる諸手続き、国内の諸規制、貨物鉄道輸送の未整備及びコールドチェーンに係るBOI優遇の対象外措置などタイにおける物流上の様々な課題について提起した。これに対して、タイ運輸省等関係者より、様々な課題提起につき感謝の意が表明され、課題に関する回答及び今後の取り組み方針について言及するとともに、引き続き日本側の問題意識の把握に努め、タイ国内外の物流円滑化に向けた取り組みについて検討していきたい旨の発言があった。
 【タイ側】
  今後の物流関連のインフラ整備計画、AEC成立に向けた取り組み、クロスボーダー輸送の活性化に関する取り組みについて説明があった。

(2)日タイ物流ワークショップ

1.日時:平成25年10月30日(水)9:30~12:30
2.場所:タイ・バンコク ミレニアム・ホテル・スクンビット
3.主な出席者:
 【日本側】
  小瀬 達之 国土交通省総合政策局国際物流課長
  福本 秀爾 全日本トラック協会理事長
  山崎 純大 日本パレット協会会長
  タイ進出日系物流事業者、JETROバンコク事務所 他
 【タイ側】
  コックン 運輸省運輸・交通政策計画局担当課長
  ソムサック タイ国際フレイトフォワーダーズ協会(TIFFA)事務局長
  運輸省関係部局、財務省関税局、商業省、工業省 他
4.主な内容
 【日本側】
   民間企業の災害物流に関する実践的な取り組み及び物流の効率化のためのパレットの管理・活用技術について発表があった。
 【タイ側】
   税関等の貿易手続きの効率化に向けた課題の提起及びITの活用による同手続きの円滑化・簡素化の取り組みについて説明があった。

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局国際物流課 野田、上野
TEL:03-5253-8111 (内線25-425,25-427)

Get ADOBE READER

別ウィンドウで開きます

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。

ページの先頭に戻る