報道・広報

第3回「共同輸配送促進に向けたマッチングの仕組みに関する検討会」
~3月23日(月)開催~

平成27年3月19日

◇ポイント
  [1]CO2排出量削減に資する積載率向上のために共同輸配送を促進中
  [2]そのためには、荷主間、物流事業者間、荷主・物流事業者間の情報共有が不可欠
  [3]荷主、物流事業者数社ずつに協力を要請し、2月中旬から2週間程度、マッチングシステムの試行・運用、アンケート、ヒアリング等を実施
  [4]第3回検討会においては、
    イ.マッチングシステムの試行・運用結果、アンケート、ヒアリング等の結果の整理
    ロ.マッチングシステムの課題、運用面における改善点の整理
    ハ.平成26年度最終報告書(案)についての検討
を行います。


○共同輸配送の効果イメージ
   マッチングによる共同輸配送の実現により、輸送効率の向上、環境負荷低減、ドライバー不足の課題対応等の効果がある。

        
 
最近の共同輸配送における事業者の取り組み例:食品メーカー6社(味の素(株)、カゴメ(株)、(株)Mizkan、日清オイリオグループ(株)、日清フーズ(株)、ハウス食品グループ本社(株))が、食品物流の諸課題を解決するため共同で取り組む事例もある。(味の素株式会社ホームページ掲載資料より)
 

 
 
○マッチングシステムとは


【趣  旨】
 京都議定書目標達成計画の下、我が国の物流分野においては、2012年度は基準年(1990年度)比でマイナス20.1%の大幅なCO2排出量削減が達成されておりますが、2013年3月に地球温暖化対策推進本部において、「当面の地球温暖化対策に関する方針」を決定し、2013年以降も引き続き地球温暖化対策に積極的に取り組むこととされております。
 物流分野におけるCO2排出の大半を占めるトラックについて見ると、積載率が40%程度で非効率な輸送状況にあり、また、鉄道・船舶においても、積載状況が低くなっており、今後一層のCO2排出量削減のためには、CO2排出量削減に資する積載率の向上を図ることが急務となっております。
 積載率向上の方策として考えられる共同輸配送においては、企業同士の物流の情報共有が必須ですが、異業種の企業間においては交流が少なく、そのことが共同輸配送促進の課題となっております。
 こうした現状を踏まえ、調査の一環として、平成27年度までの2ヶ年を通して、企業間マッチングシステムの試作開発と合わせて、企業間マッチングシステムにおける課題等を整理し、異業種間も想定した共同輸配送促進に向けたマッチングの仕組みを構築し、更なる低炭素化の促進を図っていきます。
 このため、環境省と連携し、学識経験者、物流事業関係者、荷主企業関係者等からなる「共同輸配送促進に向けたマッチングの仕組みに関する検討会」を設置し、課題および対策の検討を行います。
 第1回検討会(平成26年12月15日実施)において、マッチング実現のための条件、マッチングシステムで必要な物流情報データベース等議論した内容を踏まえ、第2回検討会(平成27年2月5日実施)では、マッチングシステムの試行・運用、マッチングシステムの利活用を促進するインセンティブ等について検討を行いました。
 第3回検討会においては、マッチングシステムの試行・運用結果ならびにアンケート、ヒアリング等の結果を整理し、マッチングシステムの課題、運用面での改善点を整理するとともに、平成26年度最終報告書(案)についての検討を行います。
 
【開催日時】
平成27年3月23日(月)13:00~15:00 
 
【会  場】
霞が関ナレッジスクエア(霞が関コモンゲート西館3階)
 
【主な議題】
マッチングシステムの試行・運用結果、アンケート、ヒアリング等の結果の整理、マッチングシステムの課題、運用面での改善点、平成26年度最終報告書(案)等における意見交換
 
【委  員】
別紙参照
 
【申込期限】
平成27年3月20日(金)12:00まで
 
【申込方法】
 第3回「共同輸配送促進に向けたマッチングの仕組みに関する検討会」の取材を希望する旨、ご氏名(フリガナ)、ご連絡先(電話番号、FAX番号)、勤務先所属団体名等を明記の上、下記事務局までメールにて申込願います。
  
  宛先:株式会社富士通総研 CO2削減ポテンシャル事務局 (担当:沖原・山根)
  メールアドレス:fri-moe@cs.jp.fujitsu.com   電話:03-5401-8394
 
【その他】
取材につきましては、冒頭の頭撮りは可能、それ以降の傍聴は不可とさせて頂きます。
冒頭の頭撮りを希望される方は、上記の通り申込みを行って頂き、当日12:50までに霞が関ナレッジスクエア (霞が関コモンゲート西館3階)ロビーにお集まり下さい。
議事概要については、国土交通省ホームページにて公表する予定です。

お問い合わせ先

国土交通省物流審議官部門物流政策課企画室 菊地、富永、川越
TEL:03-5253-8111 (内線53-315) 直通 03-5253-8801 FAX:03-5253-1674

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