報道・広報

「物流事業者におけるKPI導入のあり方に関する検討会」「KPI導入の手引き」(最終版)の公表について

平成27年7月31日

平成26年11月より全4回で開催されました「物流事業者におけるKPI導入のあり方に関する検討会」にてとりまとめた「KPI導入の手引き」を公表いたします。

○物流事業者におけるKPIの導入は、[1]自らの事業の生産性、最適性、課題等を明らかにし、業務改善に繋げるとともに、[2]荷主に対しても理解を得やすく、荷主とパートナーとして連携していく素地を形成する効果をもたらします。

○ところが、中小事業者が大半を占める物流産業においては、企業間競争の激化により人件費が切り詰められる等、業務の効率化ではない部分での競争が行われているおそれがあります。このため、荷主と物流事業者が一体となって健全な効率化を通じた物流産業の発展を促す必要があり、KPI導入・普及促進をその手段として活用するための諸課題を検討するために本検討会を設け、平成26年11月から平成27年3月までに4回開催し、「KPI導入の手引き」について検討を行いました。これに関し、同検討会での意見を踏まえて修正し、とりまとめを行ったことから公表を行うものです。

○今後、国土交通省においてもホームページへの掲載を行うとともに、地方運輸局等を通じて広く周知していきますが、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)主催の講座・講演会等や一般社団法人日本物流団体連合会及びその傘下の物流事業者団体での更に具体的な取組を推進するためのチェックシートの検討や積極的な活用を通じた周知活動の推進も望まれます。

○また、今年12月に開催予定のグリーン物流パートナーシップ会議においても、物流の生産性向上による持続可能な物流体系の構築に資する取組として、物流KPIを活用したものを応募の対象に含むこととし、それを通じて普及活動を図って参ります。(7月7日プレス発表「平成27年度グリーン物流パートナーシップ優良事業の募集について ~大臣表彰・局長表彰の募集を開始します~」参照)

お問い合わせ先

国土交通省物流審議官部門物流政策課企画室 宇津井
TEL:03-5253-8111 (内線25-402) 直通 03-5253-8799 FAX:03-5253-1674

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