報道・広報

日本式コールドチェーン物流サービス規格のASEANへの普及に向けた取組について議論します
~第4回コールドチェーン物流サービス規格(JSA-S1004)に関する普及検討委員会の開催~

令和3年10月1日

国土交通省は、事業者間(BtoB)におけるコールドチェーン物流サービス規格(JSA-S1004)のASEANへの普及を図るため、関係省庁、関係団体、物流事業者等で構成される標記委員会の第4回会合を10月5日にWEB会議形式で開催します。

 国土交通省は、令和2年6月に一般財団法人日本規格協会よりコールドチェーン物流サービス規格(JSA-S1004※1)が発行されたことを踏まえ、同年11月に関係省庁、
関係団体、物流事業者等で構成される「コールドチェーン物流サービス規格(JSA-S1004)に関する普及検討委員会」(座長:森 隆行〔流通科学大学名誉教授〕)を設置し、
同規格をASEAN 地域に効果的に普及するための方策について検討を行っています。
 本年3月には、その成果として、「ASEANにおける日本式コールドチェーン物流サービス規格に関する普及戦略※2」を策定するとともに、本普及戦略に基づき、各国の
事情を踏まえた具体的な取組内容を示した国別アクションプランの最初の対象国としてマレーシアを選定し、「マレーシアにおける日本式コールドチェーン物流サービス
規格の普及に向けたアクションプラン」を策定しました。
 今般、マレーシアにおけるアクションプランの具体化に向けた検討を開始するとともに、今年度策定するアクションプランの対象国を新たに2カ国選定するため、以下の
とおり第4回会合を開催します。

<第4回コールドチェーン物流サービス規格(JSA-S1004)に関する普及検討委員会>  
 1. 日  時 : 令和3年10月5日(火) 14:00~15:30  
 2. 形  式 : WEB会議  
 3. 議  題 : 今年度の取組内容について  
 4. 委  員 : 別紙のとおり  
 5. その他 :
    ・会議は非公開とし、一般の傍聴は予定しておりません。
    ・会議の結果については、後日、国土交通省ホームページに掲載します。

※1 JSA-S1004
 日ASEAN交通連携の枠組みのもと、平成30年11月に開催された日ASEAN交通大臣会合にて承認された「日ASEANコールドチェーン物流ガイドライン」を
ベースに作成された日本の民間規格。
 ASEAN諸国での普及を前提として日本語と英語の2カ国語で作成され、ASEAN諸国において倉庫事業者及び運送事業者が低温保管及び低温輸送に関する
作業を行うに当たって考慮すべき事項が盛り込まれている。

※2  ASEANにおける日本式コールドチェーン物流サービス規格に関する普及戦略
 重点5 カ国(インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア)を対象に、コールドチェーン物流サービスの品質の向上を目的として、「荷主・消費者に対する
コールドチェーン物流に関する周知・啓発の実施」、「重点国政府等による規格の普及への積極的な関与の促進」、「規格の認証体制の整備」、「物流事業者による
日本式コールドチェーン物流サービス規格認証取得の促進」の4 つの基本方針の下、日本式コールドチェーン物流サービス規格の普及を効果的に進めていくための
取組の方向性を定めたもの。
 (普及戦略本文 https://www.mlit.go.jp/common/001396856.pdf

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

(別紙)委員名簿(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局参事官(国際物流)室 高橋、木下
TEL:03-5253-8111 (内線25404、25425) 直通 03-5253-8800 FAX:03-5253-1559

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