令和6年7月12日
国土交通省では、2015年より日ASEAN交通連携の枠組のもと、ベトナムでの物流人材の育成を支援しております。この度、公益財団法人SGH財団の協力のもと、佐川グローバルロジスティクス株式会社、SG佐川ベトナムより講師を招き、ホーチミン市交通大学の学生に対する「物流集中講義」を実施しました。 |
物流人材育成支援事業は、ASEANにおける物流マネジメント人材の育成を支援す
るため、2015年より実施しており、本年5月にはラオス国立大学の学生、ラオス公
共事業運輸省等に対する講義を行い、この度、ベトナム/ホーチミン市交通大学の学
生に対し、講義を実施しました。
国土交通省では、ASEANの物流分野の健全な発達を支援していくため、現地の優
秀な物流人材の確保・育成が不可欠との認識の下、今後も官民連携による物流人材
育成事業を引き続き実施していくこととしており、本年度中に、マレーシアにおい
ても講義を実施する予定です。
<事業概要>
1.実施対象: ベトナム/ホーチミン市交通大学の学生等 188名
2.実施時期: 令和6年7月1日(月)から7月9日(火)の7日間
3.実施場所: ホーチミン市交通大学
4.主な講義内容:
【国土交通省】
・日本の物流政策及びコールドチェーン物流サービスに関する取組について
【佐川グローバルロジスティクス】
・物流概論(SCM、3PL、調達物流、生産物流、販売物流、国際物流等)
・物流オペレーションの実技(5Sを意識した業務改善)
・物流施設紹介(Xフロンティア)
・学生によるベトナムにおける物流サービスの新規提案(ディスカッション)
【SG佐川ベトナム】
・ベトナムの物流事情、物流倉庫見学
