平成25年4月3日
国土交通省では、この度、テレワークの実施状況やテレワーカーの意識・実態などについて調査した「平成24年度テレワーク人口実態調査」の調査結果の概要をとりまとめました。
調査結果の主なポイントは、以下のとおりであり、調査結果の概要は別添のとおりです。
(1)テレワーカー率・テレワーカー数の推移
1)テレワーカー率の推移
○在宅型テレワーカー率*1は14.2%、狭義テレワーカー率*2は21.3%
・在宅型テレワーカー率は、2011年からさらに増加し、前年比で6.7ポイント増の14.2%となっている。
・狭義テレワーカー率は、2011年からさらに増加し、前年比で1.6ポイント増の21.3%となっている。
*1:在宅型テレワーカーとは、狭義テレワーカーのうち、自宅(自宅兼事務所を除く)でICTを利用できる環境において仕事を少しでも行っている(週1分以上)人。
*2:狭義テレワーカーとは、ふだん収入を伴う仕事を行っている人の中で、仕事でICTを利用している人かつ、自分の所属する部署のある場所以外で、ICTを利用できる環境において仕事を行う時間が1週間あたり8時間以上である人。
2)テレワーカー数の推移
○在宅型テレワーカー数は約930万人、狭義テレワーカー数は約1400万人
・在宅型テレワーカー数は、2011年からほぼ倍増となり、前年より約440万人増の約930万人となっている。
・狭義テレワーカー数は、2011年からさらに増加し、前年より約100万人増の約1400万人となっている。
(2)テレワーカーの実態
1)テレワーカーの属性
・在宅型テレワーカー数は、男性の前年比1.7倍に比べ、女性は前年比2.6倍であり、女性の増加割合が高い。
・在宅型テレワーカー数の増加の寄与度は、男性の正規社員が39.7%と最も高く、次いで女性の正規社員が28.9%となっている。
2)テレワーカーの働き方
・仕事に対する満足度は、非テレワーカーに比べ、各テレワーカーにおける「満足」、「やや満足」の割合が高い。
・テレワーク実施者の在宅勤務日は、非在宅勤務日と比べ、業務の時間が短くなり、「趣味、娯楽、遊びなど」、「家事・身の回りの用事など」や「介護」の時間が長くなっている。
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