令和5年4月19日
2020 年度にスタートした都市デジタルツインの社会実装を進める国土交通省の取組み「ProjectPLATEAU(プラトー)」では、現実の都市空間をサイバー空間で再現する「3D 都市モデル」をこれからの社会のデジタル・インフラとして位置づけ、全国でその整備・活用・オープンデータ化を進めてきました。
2022 年度までに 3D 都市モデルの整備範囲は全国約130 都市に拡大するとともに、官民の多様な領域でユースケースが開発され、その社会実装が進んでいます。
2023 年度は、これらの取組みをさらに発展させ、国、地方自治体、民間企業、研究機関等の多様な主体が相互に連携し、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化が自律的に発展するエコシステムの構築を目指していきます。
▮ Project PLATEAU これまでの取組み
Project PLATEAU では、これまで全国で3D 都市モデルを整備するとともに、これをオープンデータとして公開することで、多様な分野におけるオープン・イノベーションを促進してきました。
2022 年度では、標準データモデルの拡張や、多様な分野の先進的なユースケース開発、コミュニティ形成に向けたハッカソンやピッチイベントの開催、開発者向けツール(PLATEAU SDK)の開発や技術者向けチュートリアルの充実、地方公共団体によるデータ整備や活用の支援等に取り組んできました。
▮ 2023 年度の取組み方針
Project PLATEAU は、2023 年度も引き続き、3D 都市モデルの整備・活用・オープンデータ化のエコシステムの構築に向け、更なる取組みの深化を図っていきます。
具体的には、[1]エコシステムの構築、[2]データ整備の高度化・効率化、[3]ユースケースのベストプラクティス開発、[4]オープン・イノベーション創出、[5]地域の社会実装の5 つのテーマのもとに、約40 件のプロジェクトを採択しました。地方公共団体は約50 団体が参画し、データ整備範囲は約200 都市に拡大する予定です。詳細は参考資料をご覧ください。
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