○ 国土交通省と民都機構（一般財団法人民間都市開発推進機構）は、地域金融機関と連携して、一定のエリアをマネジメントしつつ、当該地域の課題解決に資するリノベーション等の民間まちづくり事業を連鎖的に進めるため、当該事業へ出資等を行う「マネジメント型まちづくりファンド支援事業」を平成29年度より開始しました。
○ 本日、民都機構は、長野信用金庫との間で、「NAGANOまちづくり応援ファンド」を設立し、同ファンドへ出資することとなりました。同ファンドでは長野市中心市街地及び善光寺周辺エリアにおいて、門前町の新たな賑わいや回遊性を創造するため、民間による空き店舗・空き家等の飲食・物販・宿泊施設等へのリノベーション事業を支援してまいります。なお、立地適正化計画作成市町村におけるファンド組成は、本件が初めてとなります。
○ 善光寺周辺エリアでは、既に身の回りの公共空間（コモンズ）を創出する取組も行われており、同ファンドによる支援を通じて、民間まちづくり事業がより一層促進され、長野市立地適正化計画（※）の具体化、都市のスポンジ化対策にも寄与するものと考えられます。

（※）長野市立地適正化計画(平成29年3月)(抜粋)
○リノベーションまちづくりの推進
中心市街地等で、古民家、蔵、倉庫などの遊休不動産を改修（リノベーション）し、シェアオフィスやカフェなどに用途転換することで、新たな賑わいや回遊性を創造する。

マネジメント型まちづくりファンドの設立（NAGANOまちづくり応援ファンド）（PDF形式：581KB）