令和7年12月19日

令和の都市リノベーションの推進のため、客観的データに基づきまちづくりのソリューションを提供する「まちづくりの健康診断」を実施します。 　さらに、持続可能な都市構造の実現に向け、国土交通省が地方公共団体に直接アプローチする「令和の都市リノベーション全国推進運動」を展開し、国と地方一丸となって「令和の都市リノベーション」を推進します。

○　今般、地方部を中心に人口減少が急速に進み、仕事やまちなかの魅力の不足によって若者の地方離れが深刻化しており、地方都市の生活サービスの維持は一層困難な局面に差し掛かっています。このような状況を踏まえ、令和の時代に合った都市再生を推進し、地域に投資を呼び込み、個性ある都市空間をつくる「令和の都市（まち）リノベーション」を一気呵成に進め、全国で、安全・快適なまちづくりを推進することが求められています。
 
○　国土交通省では、国と地方一丸となって「令和の都市リノベーション」を推進することを目指し、「まちづくりの健康診断」を実施するとともに、「令和の都市リノベーション全国推進運動」を展開します。
 
【取組のポイント】
・「まちづくりの健康診断」の実施
○　国土交通省が国勢調査等のオープンデータや各地方公共団体の具体的な取組を収集し、国から地方公共団体に対して客観的データを提供するとともに、各地方公共団体の特性に応じたまちづくりに関する参考提案等を行うことにより、各地方公共団体が地域特性を客観的に把握し、課題に応じた対応策を検討できる仕組みを構築。
                  
・「令和の都市リノベーション全国推進運動」の展開
○　各地方整備局等が都市計画区域を有する地方公共団体を中心に訪問し、立地適正化計画や都市計画の見直し、各種支援事業の活用など、幅広い意見交換を実施。