報道・広報

「つながる」まちなかの実現に向けて
~今後の市街地整備のあり方に関する検討会を開催します~

令和元年9月10日

 国土交通省では、これからの目指すべき市街地のあり方、今日的な都市政策上の課題に対応した市街地整備のあり方等について検討するため、有識者からなる「今後の市街地整備のあり方に関する検討会」(座長:岸井隆幸日本大学理工学部土木工学科特任教授)を設置、9月12日(木)に初会合を開催します。

【本検討会設置の趣旨】

 人口減少、高齢化が進展する中、昭和期に整備されたものを中心として都市基盤や建築物が老朽化・陳腐化するとともに、空き地・空き家の発生・増加による都市のスポンジ化が進行し、特に、地方都市においては、都市機能の流出に伴う地域活力の減退、大都市においては、国際競争力の低下などが危惧されています。
 これまで国土交通省では、都市再生特別措置法等に基づき、コンパクト・プラス・ネットワークや都市再生に関する施策等の推進を図ってきました。
 さらに、都市経済・社会における多様性の進展を踏まえ、平成31 年2月に設置された「都市の多様性とイノベーションの創出に関する懇談会」では、6月の中間とりまとめにおいて、『「居心地が良く歩きたくなるまちなか」から始まる都市の再生』が今後のまちづくりの方向性として示されたところです。
 このような市街地整備をとりまく環境の大きな変化を踏まえ、公民連携による人と人のつながり、市街地整備事業の区域にとどまらないエリア全体の再生に向けた空間的なつながり、持続的なまちづくりという時間的なつながり等を意識した取り組みにより、まちなかの魅力再生・向上を図っていくという観点から、これからの目指すべき市街地のあり方、今日的な都市政策上の課題に対応した市街地整備のあり方等について検討・整理を行います。

【第1回 今後の市街地整備のあり方に関する検討会の概要】

1.日時 : 令和元年9月12 日(木) 10:00~12:00
2.場所 : 中央合同庁舎3号館8階 国際会議室(東京都千代田区霞が関2-1-3)
3.議事 : 事務局からの趣旨説明
        委員及びゲストスピーカーによるプレゼンテーション
        委員による意見交換
4.委員 : 別紙のとおり
5.その他 : 検討会は非公開にて行いますが、報道関係者に限り、冒頭のみ(議事開始前まで)カメラ撮り可能です。
         カメラ撮りをご希望の方は、当日9時45 分までに、名刺をご持参の上、会場までお越しください。
         検討会資料等については、後日、国土交通省ホームページに掲載します。

添付資料

報道発表資料(PDF形式:332KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省都市局市街地整備課 楠田、西村
TEL:03-5253-8111 (内線32732,32742) 直通 03-5253-8413,03-5253-8408 FAX:03-5253-1591

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