報道・広報

平成24年度末都市公園等整備及び緑地保全・緑化の取組の現況(速報値)について

平成25年12月9日

 国土交通省では、全国の都道府県・市区町村の協力を得て、都市公園等整備の現況調査及び緑地保全・緑化への取組の実績調査を毎年実施しています。この度、平成24年度末の調査結果をとりまとめましたので、お知らせいたします。
 (なお、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県、宮城県、福島県の一部地域については調査対象外とし、平成21年度末のデータをそのまま使用しております。)

○都市公園等整備の現況

全国の一人当たり都市公園等面積が平成24年度末に約10.0㎡/人に達しました(調査を開始した昭和35年度末(2.1㎡/人)と比較し、約5倍
また、平成24年度末は平成23年度末と比較し、

  • 都市公園等面積が約119,016haから約120,217haと約1,201ha増加、
  • 箇所数は101,111箇所から102,393箇所と1,282箇所増加
 となりました。
しかしながら、一人当たりの面積については、諸外国の都市と比較するとまだ低い水準にあります。引き続き、防災や環境問題等の社会的要請に応えるため、都市公園等の整備を推進するとともに、ストックの有効活用、施設の長寿命化、効率的な維持管理が図られるよう支援を行っていきます。

○緑地保全・緑化の取組の現況

 全国の特別緑地保全地区(近郊緑地特別保全地区含む)の平成24年度末の地区数・面積(493地区・約6,186ha)は、昭和48年の制度創設以来着実に増加傾向にあり、平成元年(189地区・約1,873ha)と比較して、面積が約3倍に増加しています。
また、平成24年度末は平成23年度末と比較し、

  • 市民緑地が172箇所・約99haから177箇所・約102haと5箇所・約3ha増加
  • 地区計画等緑化率条例制度を適用する地区数が54地区・約707haから69地区・約863haと15地区・約156ha増加
 となりました。
 引き続き、都市に潤いとゆとりをもたらす緑が適切に確保されるよう、地方公共団体等への支援、各種施策の推進、緑に関する情報提供等を進めていきます。

添付資料

参考資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省都市局公園緑地・景観課 鈴木、石川
TEL:(03)5253-8111 (内線32942、32954) 直通 (03)5253-8419(夜間)
国土交通省都市局公園緑地・景観課 緑地環境室 中村、鈴木
TEL:(03)5253-8111 (内線32972、32965) 直通 (03)5253-8420(夜間)

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