平成27年8月24日
屋上緑化や壁面緑化は、都市におけるヒートアイランド現象の緩和、美しく潤いのある都市空間の形成、都市の低炭素化等の観点から、全国的に取り組みが進められています。
国土交通省では、平成26年における全国の屋上・壁面緑化の施工実績等について、全国の施工企業等にアンケート調査を行いました。
本調査結果は、すべての施工実績を捕捉したものではありませんが、概ねの傾向をとらえる上で、参考になるものと考えております。
〇平成26年の特徴的な傾向
・複合植栽を用いた壁面緑化の施工実績が面積(実数)・割合ともに過去最高となりました。
〇単年施工面積:
・ 平成26年中に、少なくとも屋上緑化空間は約26.9ヘクタール(サッカーコート* 約38面分)
壁面緑化空間は 約5.0ヘクタール(サッカーコート* 約7面分)が創出されました。
(*サッカーコート1面の面積=7,140m2)
〇累計施工面積:
・ 平成12年から平成26年の15年間で、少なくとも屋上緑化空間は約413.8ヘクタール
壁面緑化空間 は約68.0ヘクタールが創出されました。
※本資料中、屋上緑化、壁面緑化に関する平成25年、26年のデータは暫定値です。
■調 査 方 法 : 郵送によるアンケート調査
■調査対象企業 : 全国の造園建設会社や総合建設会社屋上・壁面緑化関連資材メーカーなど 計474社
■回答回収状況 : 回収240社(回収率50.6%)
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