平成28年3月31日

国土交通省では、実際の取引価格に係る不動産取引価格情報をホームページ上で提供しています。    今般、「不動産投資市場の成長戦略」に基づく情報基盤の充実※1として、不動産取引価格情報のAPI※2による提供を開始するとともに、CSV形式※3で複数期間まとめた形でのダウンロードを可能とする情報提供を開始します。（４月より本格運用）    これにより、幅広いご利用者の方に情報を簡易かつ円滑にご利用いただけるようになります。

 
※1　不動産投資市場の成長戦略 http://www.mlit.go.jp/common/001124258.pdf
※2　API（Application Programming Interface）：あるコンピュータプログラム(ソフトウェア)の機能や管理するデータ等を、外部の他のプログラムから呼び出して利用できる機能
※3　CSV(Comma-Separated Values)：様々なソフトに取込可能で、容易に電子データの加工・集計ができるデータ形式

１．APIによる提供
   従来、不動産取引価格情報をお使いになる場合は、土地総合情報システムにおいてCSVファイルをダウンロードして、データを保有してお使いいただくしかありませんでしたが、API（WebAPI）による提供により、データを保有せずにご利用いただけるようになります。これにより、サーバーへのダウンロードやデータ更新作業の手間等のご利用者側の負担の軽減が可能となります。
　→　こちらをご覧ください　http://www.land.mlit.go.jp/webland/api.html　[API操作説明]

２．ダウンロード機能の拡充
   従来、特定の地域の取引価格情報について、四半期ごとのデータを個別にダウンロードすることしかできませんでしたが、今回の機能の拡充により、特定の地域の取引価格情報を１０ヶ年分など複数期間まとめて一本でダウンロードできるようになります。これにより、幅広く円滑な活用が可能になります。