平成28年7月15日

地方公共団体が実施する事業の様々な課題に対応した入札契約方式の活用を支援する「多様な入札契約方式モデル事業」について、平成28年度の支援案件として３件を追加選定しました。

　国土交通省では、公共工事の品質確保の促進に関する法律の一部を改正する法律（平成26年法律第56号）等の施行を踏まえ、発注者である地方公共団体における多様な入札契約方式の導入・活用を促進するため、平成26年度から他の発注者のモデルとなる発注への支援を実施する取組「多様な入札契約方式モデル事業」を開始しています。
　今年度も引き続き、発注に向けた支援を実施する具体的な案件を全国の地方公共団体から広く募集し(※１）、応募のあった中から外部有識者(※２)の意見を踏まえ、今般、３件の支援案件を追加選定しましたので、お知らせします。
　これにより平成２８年５月２６日に公表いたしました支援案件２件（※３）と合わせ、今年度の支援案件は計５件となります。
今後は国土交通省にて選定する支援事業者を地方公共団体に派遣し、外部有識者の助言も得ながら対象事業への支援を進めてまいります。
 
１．今回選定された支援案件（モデル事業）
 
 

地方公共団体	支援対象事業
小田原市（神奈川県）	市民ホール建設事業
野 洲 市（滋賀県）	病院建設事業
中土佐町（高知県)	新庁舎・消防分署・保育所建設事業

 
２．今後の予定
　７月１５日                 支援事業者の公募
　８月下旬                  支援事業者の選定
　８月下旬～３月　　　   モデル事業の発注に向けた支援
 
（※１）　多様な入札契約方式モデル事業の募集概要については、下記URLをご参照ください。
　　　　　http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk1_000118.html
　　　　　募集期間：６月１日～６月２３日　　
 
（※２）　多様な入札契約方式モデル事業選定・推進委員会　外部有識者委員（敬称略）
　　            小澤　一雅　　　東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授
　　            大森　文彦　　　弁護士・東洋大学法学部教授
　　            古阪　秀三      京都大学大学院工学研究科教授
 
（※３）　香川県高松市（給食センター建設事業）、香川県善通寺市（新庁舎建設事業）