平成29年4月14日

地方公共団体が実施する事業の様々な課題に対応した入札契約の活用を支援する「多様な入札契約方式モデル事業」について、平成29年度支援案件の募集を開始します。

　国土交通省では、公共工事の品質確保の促進に関する法律の一部を改正する法律（平成26年法律第56号）等の施行を踏まえ、発注者である地方公共団体における多様な入札契約方式の導入・活用を促進するため、平成26年度から他の発注者のモデルとなる発注への支援を実施する取組「多様な入札契約方式モデル事業」を開始しています。
本事業では、発注者である地方公共団体に対して、専門家等を派遣し、支援対象事業の性格や地域の実情等に関する課題の整理、最適な入札契約方式の検討、新たに導入する入札契約方式において必要となる諸手続の支援等を行います。
　今年度も引き続き、発注への支援を実施する具体的な案件を地方公共団体から広く募集することとしましたので、お知らせいたします。
 
１．対象となる地方公共団体
都道府県又は市区町村
 
２．対象事業
全ての公共工事（国土交通省所管事業である必要はありません。）
参考：平成28年度支援対象事業は以下のとおりです。

地方公共団体	支援対象事業
小田原市（神奈川県）	市民ホール建設事業
野 洲 市（滋賀県）	病院建設事業
中土佐町（高知県）	庁舎等建設事業
高 松 市（香川県）	給食センター建設事業
善通寺市（香川県）	庁舎建設事業

 
３．募集期間
　　平成29年4月17日（月）～5月19日（金）
 
４．選定方法・支援内容
ご応募いただいた提案の中から、多様な入札契約方式モデル事業選定・推進委員会委員の意見を踏まえ、モデル事業を選定します。選定されたモデル事業を実施する地方公共団体には、今後、国土交通省にて別途選定・契約を行った支援事業者を派遣します（費用は国土交通省にて負担します。）。
 
５．募集要項・応募様式等
　　募集要項等は国土交通省ホームページに掲載しております。
　http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk1_000144.html