今年度より２級建築施工管理技術検定の学科試験を年２回実施し、今回、後期学科のみ試験を受検した7,868人のうち、3,148人の合格者を決定し、前期と合わせて過去最多を記録しました。

　２級建築施工管理技術検定は、建設業法第27条及び第27条の２の規定に基づき、国土交通大臣の指定試験機関である一般財団法人建設業振興基金が実施していますが、このたび平成29年度「学科試験（後期）」の学科試験のみ受検の合格者が決定し、１月26日に発表されましたので、お知らせします。
　技術者の入り口となる２級学科試験について、平成18年度から18歳（高校３年生）での受験を可能とし、平成28年度より17歳（高校２年生）での受験を可能としています。さらに受験機会を拡大するため、今年度より、土木と建築の２種別について年２回化を開始し、２級建築施工管理技術検定の学科のみ試験では、前・後期合わせて全体・高校生ともに過去最多となる延べ10,803人(4,489人)が受検し、4,395人(1,533人)が合格しました。^※１【括弧内は高校生】
　なお、これまでは学科試験のみ受検の合格者は２月上旬に発表していましたが、高校生が各種顕彰制度に申請する際の利便性等を考慮し、今年度から、前倒しして合格者発表を実施することとしました。　　
２級学科試験及び実地試験を同日に受検された方の合格発表は２月２日（金）を予定しています。
 

	学科のみ試験（後期）※２	【参考】学科試験（前期）※２	【参考】合計※１
試　験　日	平成29年11月12日（日）	平成29年6月11日（日）	-
試験会場	全国21地区（38会場）	全国10地区（18会場）	-
受検者数	7,868人 （うち、高校生3,919人）	2,935人 （うち、高校生570人）	10,803人 （うち、高校生4,489人）
合 格 者 数	3,148人 （うち、高校生1,346人）	1,247人 （うち、高校生187人）	4,395人 （うち、高校生1,533人）
合　格　率	40.0％ （うち、高校生34.3％）	42.5％ （うち、高校生32.8％）	40.7％ （うち、高校生34.2％）

※１　受検者数の合計は、前期と後期の受検者の延べ人数で計上しており、両方受検した者については、重複して計上している
※２　学科試験（前期）は種別「建築」のみ実施し、学科試験（後期）は種別「建築」「躯体」「仕上げ」を実施。学科試験（後期）の合格者数等は、学科試験のみ受験した者を計上しており、学科試験及び実地試験を同日に受検した者は計上していない

■　合格基準
  40問中24問以上正解

■　その他
　・　受検者には合否通知書を送付します。また、不合格者には不合格の旨及び成績の通知をします。
　・　試験問題、正答その他の内容については、一般財団法人建設業振興基金のホームページ(http://www.kensetsu-kikin.or.jp/)に掲載します。
　・　試験問題及び解答の内容、個人得点等に関するお問い合わせには一切応じられません。

２級建築施工管理技術検定「学科のみ試験（後期）」の合格者の発表（PDF形式）