平成30年4月25日
国土交通省は、専門工事企業の施工能力等を見える化する仕組み等を検討するため、標記検討会を4月26日(木)に開催します。
|
建設業は、近い将来、高齢者の大量離職が見込まれることから、中長期的な観点からの担い手の確保・育成と
ともに、建設工事に係る施工水準の確保が課題となっています。そのため、人材育成等に取り組み、施工能力等
の高い専門工事企業が、適正に競争するための客観的な指標等を提供することで、これらの企業の受注機会の
拡大を図り、ひいては建設技能者の処遇改善や人材投資の好循環を生み出すことが重要となっています。
本年秋には、建設技能者の就業履歴や保有資格を業界統一のルールで蓄積し、個々の技能者が経験や技能
に応じて適正に評価され、その処遇の改善が図られる環境を整備するための仕組みである「建設キャリアアップシ
ステム」が運用開始される予定です。
昨年度、「建設技能者の能力評価のあり方に関する検討会」が設置され、建設技能者の能力評価制度の策定に
向けた具体的な検討を経て、本年3月27日に「中間とりまとめ」が行われました。
今般、学識経験者や建設業関係団体から構成される「専門工事企業の施工能力の見える化等に関する検討
会」を設置し、建設技能者の能力評価制度について更なる検討を行うとともに、専門工事企業の施工能力等につ
いて、「見える化」する目的や、項目・内容、運営主体等について検討を行い、各専門工事業共通の枠組みを構築
することを目指します。
【第1回検討会】
1.日 時:平成30年4月26日(木)10:00~12:00
2.場 所:建設業振興基金5階501会議室
(東京都港区虎ノ門4-2-12 虎ノ門4丁目MTビル2号館)
3.主な議題(予定):専門工事企業の施工能力の見える化制度、建設技能者の能力評価制度 等
4.その他 :
※検討会の検討内容については別添資料をご覧ください。
※会議は非公開としますが、会議の冒頭(挨拶まで)カメラ撮りが可能です。撮影をご希望の報道
関係者は、4月25日(水)17:00までに別紙の取材申込書にてお申し込みください。
※また、会議終了後の当日16:30より、国土交通省(3F土地・建設産業局320号会議室)
にて議事に関するブリーフィングを予定しています。参加ご希望の報道関係者は、同様の方法に
てお申し込みください。
※会議資料は、後日、当省のホームページにて公表する予定です。