平成30年5月29日
国土交通省では、中小・中堅建設企業等が連携し、多能工の育成・活用によって生産性向上を図るモデル性の高い取組を支援するため、対象案件を公募します。 |
1.背景・目的
地域建設産業における生産性向上のためには、建設工事において連続した複数の異なる作業や工程等を遂行するスキルを有する個人、
あるいはそれを可能にする生産システムである「多能工化」の重要性が高まってきています。モデル性の高い取組を支援することにより、多能
工化の推進を図っていきます。
2.支援対象となる取組
複数の中小・中堅建設企業等からなる連携体、建設業団体、教育訓練機関等又はそれらの連携体が行う、専門技能の幅を広げ複数の工
程を担当することができる多能工を育成するための研修プログラム等の作成及び多能工の活用計画の策定・実施等の取組が支援の対象とな
ります。
<支援の対象となる事業のイメージ>
・本業職種に加え、周辺職種の技能の習得により多能工を育成するための研修実施
・連携体を構成する企業内における多能工の活用計画作成・実施
3.支援額
一案件あたり上限300万円(想定)を目途に支援します。
(※具体的な支援額は、事業の計画と支援要望額の内容等を精査し決定します。)
4.応募期限
平成30年7月9日(月) (※提出先は「一般財団法人建設業振興基金」)
5.主な申請要件
・複数の中小・中堅建設企業等からなる連携体、建設業団体、教育訓練機関等またはそれらの連携体であること。
・平成30年度から起算して概ね3年程度の明確な行動計画及び目標数値を設定できる取組であること。
・平成30年度内に支援額と同額以上を自己負担すること。
(※詳細は添付資料の「多能工化モデル事業 募集要領」をご参照下さい。)