平成21年10月6日

　平成１８年１０月に運輸安全マネジメント制度が導入されてから丸３年が経過しました。この間、運輸事業者の運輸安全マネジメントに係る取組は大きく変化しました。社内における情報伝達やコミュニケーションの充実、事故やヒヤリ・ハット情報の収集や活用の促進、教育訓練の充実などについては、特に顕著な改善が見られました。
　このような運輸安全マネジメントに係る取組を一層効果的なものにするためには、良質の安全情報を運輸事業者に対して提供していくことが必要となっています。

　このため、国土交通省では、大臣官房運輸安全監理官室に新しく設置された大臣官房参事官（運輸安全防災担当）を活用して、運輸安全情報提供の充実をはじめとする運輸安全政策の充実に取り組んで参ります。
　その第１弾として、運輸安全マネジメント制度導入３周年を機にメールマガジン「運輸安全」をリニューアルし、情報内容の充実や、より判りやすい運輸安全情報の提供を目指します。
　リニューアル第１号では、運輸安全マネジメント制度導入後３年間の運輸安全に関する取組の改善状況について具体的なデータを公開するとともに、運輸安全情報や運輸安全技術のページを改編し、他の輸送モードでも参考となるような充実した運輸安全情報（事故情報、ヒヤリ・ハット情報、安全確保のための優良事例など）の提供を行って参ります。